令和 4 年度第 4 回里山倶楽部 <飯室山南地区のアズマネザサ刈り、モウソウチク除伐> 日時 2022年 4月30(土) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 飯室山南地区(A14) 参加者 東 陽一、新井みどり、伊澤高行、北川英樹、佐藤奈緒、佐藤優子、佐藤功一(高1)、 高谷秀史、中村瑞季、中村さち(小1)、政野祐一、吉澤正一 (事務局)岩田臣生、岩田芳美・・・14名 西口トイレ 今朝の西口トイレには、コウチスズメがいました。 整備事務所の外壁 ヨコヅナサシガメがいました。 飯室山南地区(皆伐更新地区下の皆伐斜面) 飯室山南の皆伐更新地区周辺に侵入したモウソウチクの除伐は 2014/11/15 に始めました。 この活動の 7回目 (2019/4/20) からは、皆伐更新を地区下側(東南側)のアズマネザサ刈りも行うことで、少しずつ辺りの地形が分かるようになりました。 そして、2021/4/3、2021/4/10 と活動し、 2021/10/9 には、皆伐更新地区下側(東南側)斜面のアズマネザサ刈りを済ませ、ナラ枯れしたコナラ大径木を露わにしました。 そして、2022/1/22、2022/1/29、 2022/2/19、2022/2/27 の 4回の活動で、伐り株直径 20〜50cm の樹木を皆伐しました。 コナラが展葉している季節になって、モウソウチク除伐を続けながら、この斜面と周囲の樹木の状態を観察して、皆伐更新の可能性を調べました。 皆伐した斜面の周囲のコナラなどは、ナラ枯れを起こしておらず、新葉をつけていました。 樹冠が枯れている樹木は、下方の樹林の中に数本あるのが見えただけでした。 今回のモウソウチク除伐は、除伐容易な筍〜枝を出す前の状態のものを全て伐り捨てることで良いと思っていたのですが、 皆、サッサと、アズマネザサのヤブに入って、竹状態のモウソウチクの除伐を始めてくれました。 一番の関心事である斜面はどうかと見れば、コナラが発芽し、驚いたことに、キンランが咲いている場所もありました。 モウソウチク除伐とアズマネザサ刈りを続けていた東に伸びる尾根上にも、1〜3年程のコナラ実生が見られましたので、 この尾根も、夏期のアズマネザサ刈りを実施してやれば、樹林に育てることができそうだと思いました。 樹林に囲まれた日溜まりに、コミスジが出てきて、コナラ実生の葉に止まりました。 飯室山南地区(皆伐更新地区) 皆伐更新地区は、2010年末に業者による皆伐を行った地区で、2011/4/2 から新設した里山倶楽部Aが更新活動を行い、 若齢コナラ林に育ててきた雑木林です。 樹林は毎年変化していますので、皆伐更新を試行したという記録を残しておきたいと思い、昨年度の青少年科学館紀要32号に報告させていただきました。 生田緑地における皆伐更新の試み(岩田臣生) ここでの活動は、キンラン、ナルコユリなど、春の野草を楽しみながらのアズマネザサ刈りを行いました。 ナルコユリが開花していました。 活動の終わりに集合写真を撮りました。 |