令和 3 年度第 25 回里山倶楽部 <飯室山南地区のナラ枯れコナラ大径木伐採> 日時 2022年 2月19(土) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 飯室山南地区 A14 参加者 伊澤高行、東 陽一、岩渕裕輝、植木英生、吉澤正一 (事務局)岩田臣生、岩田芳美・・・7名 今回の里山倶楽部は、前回 1/29(土)の飯室山南地区の皆伐更新地区南隣接斜面におけるナラ枯れコナラ大径木伐採の続きです。 前回 1/29(土)に伐採したコナラ大径木は玉切りにしてもらいましたので、この伐採材を斜面下端部に片づけることから始めました。 生田緑地では、コナラ等の大径木に侵入したカシノナガキクイムシを殺すために農薬を使うことはできませんが、 せめて、カシノナガキクイムシ幼虫が棲んでいると思われる伐採材は玉切りにして冬の寒風に曝して乾燥させることは行うようにしたいと思います。 前回の伐採材の片付けを終えてから、伐採途中だったコナラ大径木の伐採に取り掛かりました。 このコナラは前々回、前回と、受け口を 2回伐っていたものの、伐採できていなかったものです。 斜面下端部に立っていて、やや下方に傾いていましたので、ロープで少し上方に引っ張って、開けた斜面に倒す必要がありました。 そのためには高い位置にロープをかけなければならないと思いましたが、丁度良さそうな高さで、幹が二股に分かれていましたので、そこにロープをかけて、斜面の斜め上方に引っ張ることにしました。 この高さにロープをかけるためには、幹をロープで縛っておいてから竹で上方に持ち上げていく方法では無理です。 そこで、錘付の細いロープを投げて二股に通して、これを使って、伐採用のロープを引き上げる方法を採りました。 目的の枯れコナラ大径木にロープを掛けたら、追い口を伐りながら、ローププーラーを使って引っ張ることで、イメージした通りに斜面下端部に伐倒することができました。 伐倒したら直ぐ、伐採した材からロープを外して、枝落としにかかりました。 この伐採したコナラの伐り株の直径を測ったら、51cmでした。 現在、大径木の伐採にはシルキー・カタナボーイ650を使用しています。 11:30 を過ぎたところで、いつものように休憩しました。 12年前には、具体的にイメージ出来なかった若齢林でしたが、今では、若齢林もいいなと実感しています。 休憩後は伐採材の片付けを再開しました。 材の片付けがほぼ終わったので活動を終えることにして、集合写真を撮りました。 生田緑地の他の場所では見られない若齢林に柔らかな陽光が射していました。 帰ろうとして斜面を見たら、ジョウビタキ(メス)が現れました。 大径木の伐倒があったことで、餌になる生きものが出てきたかも知れないと思ったのでしょうか。 今日も楽しい活動でした。 |