令和 3 年度第 23 回里山倶楽部 <飯室山南地区の伐採更新(大径木伐採など)> 日時 2022年 1月 29(土) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 飯室山南地区皆伐更新地区隣接地(A14) 参加者 北川英樹、伊澤高行、植木英生 東 陽一、吉澤正一、政野祐一 (事務局)岩田臣生・・・7名 倉本 宣 中村瑞希、さち(幼児) 山本栄行、優真(小1)、環希(幼児) (事務局)岩田芳美・・・7名 今回の飯室山南地区の活動では、前回、受け口を伐る途中で止めた D(直径50cm)のコナラの伐採が第一目的でした。 これに加えて、D の上方にある 2本のコナラを伐採しなければならないと思いましたが、狭い急斜面に伐倒するので、伐倒の順番を考えて E を選びました。 この D、E の 2本の受け口を伐る活動を同時に始めました。 D カシノナガキクイムシ対策としても、伐採更新としても、大径木を伐採したままにすることは適切ではありません。 材の片付けについては、まず玉切りを行う必要がありますが、これは指定管理者に協力してもらいます。 そこで、チェーンソーでの作業がしやすいように、斜面上にまとめておきたいと思います。 前回伐り始めていた受け口の伐倒方向の想定は少し下方向きであったので、上の斜面内に伐倒するために受け口を伐ることから始めました。 しかし、受け口を伐り終えたものの、上方の E の方が先に受け口を伐り終えて、ロープを張っていましたので、E の伐倒が済むまで待つことになりました。 その E の伐倒が終了したのは、13:00 を過ぎていましたので、今回も、コナラ D は伐倒までできずに終わることになりました。 皆伐更新地区内のアズマネザサ刈り 皆伐更新地区は、2010年末に皆伐し、自然に発芽した実生を育てる方法で、更新管理を進めて、雑木林に育成しました。 この雑木林で、子どもたちを遊ばせながらのアズマネザサ刈りを楽しんでもらいました。 皆伐更新地区の入口には、萌芽更新中のクヌギとコナラが 1 本ずつあります。 これは、本来の萌芽更新を観察できる状態ですが、老齢木の伐採によるものなので、辛うじて萌芽更新しているという状態です。 ウグイスカグラが咲き始めていました。 E ここには、カシノナガキクイムシの穿孔が沢山あるコナラ(直径40cm)が 2本ならんでいました。 今回は、内側のコナラを伐倒することにしました。 次の写真がコナラ E の伐採に取りかかっているところで、 斜面下方(左)で活動している所がコナラ D で、 中央遠景に見えるのがおし沼峠に向かう都市計画街路だと思います。 斜面の上と下で伐採を始めましたが、受け口を伐るだけでも時間がかかるので、 待っている間に、中央部にあったコナラ H(直径30cm)を伐倒させてもらいました。 コナラ E の伐倒のためのロープを、E のできるだけ高い位置にかけたいと考え、 二股に分かれた幹の上に、分銅付き細ロープを投げて、ロープを引き上げて、ロープかけを行いました。 伐倒のためのロープかけが始まったので、アズマネザサ刈りチームは 皆伐更新地区の樹林からの観察をしていました。 伐倒しようとするコナラは斜面下方に自重が向いていたので、斜面内に伐倒するためには 少し上方に向けて引っ張る必要がありました。 このため、皆伐更新地区内の若い樹木も利用することになりました。 子どもたちも、大径木が倒れる音を聞いて、安全な場所から観察していました。 コナラ E を伐倒するためのロープを張ってみると、 高い位置で枝を張っているコナラが 2 本、伐倒の邪魔になっていることが分かりました。 そこで、先に、これらを伐倒しておくことにしました。 下の写真の手前が G(直径40cmのコナラ)、その右が F(直径30cmのコナラ)、 その右が D(直径50cm)です。 ここで、一度、休憩することにしました。 今回は生田緑地の谷戸の田圃で収穫した玄米のおにぎりと焼き芋、みかんを食べていただきましたが、 離れ離れでの黙食としました。 ここで、参加者全員の集合写真を撮りました。 活動を再開しました。 座り心地の良さそうな所に座ろうとしたら、小さな野鳥の羽が沢山散乱していました。 ここで、猛禽が羽をむしったようです。 コナラ D の伐採をしていたチームも、コナラ G の伐採に参加しましたが、手こずっていました。 アズマネザサ刈りチームも活動し、子どもたちは、林の中で遊んでいました。 やっと、コナラ E を伐倒する準備を済ませることができて、伐倒することができました。 伐倒したコナラの枝を落として、幹も伐り株から降ろして、今回の活動を終了することにしました。 生田緑地整備事務所裏に戻って、使った道具の手入れを行い、解散しました。 |