里山倶楽部
【2024/2/17 更新】

令和 5 年度第 24 回里山倶楽部
ハンノキ林東支谷戸の伐採更新(アズマネザサ刈り等)

日 時)2024年2月17(土) 9:00〜12:30 曇
場 所)生田緑地 ハンノキ林(A07-07)
参加者)東 陽一、伊澤高行、加登勇司、北川英樹、廣瀬朗子、吉澤正一
事務局)岩田臣生                   計 7名




ハンノキ林東支谷戸の南側の北向き急斜面については、伐採更新を計画しています。
ナラ枯れを起こしていた、尾根路沿いのコナラ大径木は、業者による伐採が行われました。
残っている大径木は少なく、また、伐採が必要かどうかは、検討しなければならないと思います。
地形や大径木の位置、植生の状態などを容易に観察できるようにするために、2/3(土)に、1回目のアズマネザサ刈りを行い、今日は、2回目のアズマネザサ刈りです。
前回のアズマネザサ刈りの材が雑然と放置されていたので、今回は、それらの材をできるだけコンパクトに片付けることから、活動を始めました。
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この斜面の上端部は、ハンノキ林東地区(A07-12)の上端部であり、両地区の境界の尾根が園路になっています。
支谷戸奥は、鬱蒼たるアズマネザサのヤブでしたが、これを刈っていくと、伐倒されたナラ枯れコナラが、次々に現れました。
谷底部の表土は薄いと思うのですが、ヤマザクラの大木が数本ありました。
常緑樹は、シラカシ、シロダモ、アオキなどの常緑樹は、アズマネザサと一緒に刈ってもよいとしましたが、 尾根筋近くに、少し太いシラカシやアラカシなどは残されました。
ナラ枯れ大径木伐採を終えているので、アズマネザサ刈りを済ませただけでも、更新管理に移って良いと思いますが、 次回以降、落葉樹の萌芽更新目的の伐採或いは現状保全、常緑樹の除伐などについて検討することにします。
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アズマネザサ刈りによって出た材は大量でした。
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記念の集合写真を撮ってから休憩して、整備事務所裏に戻りました。
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ハンノキ林東支谷戸については、2010/2/5(金)2010/2/7(日)2010/2/11(木)2010/2/21(日)に、 アオキやアズマネザサを刈る活動を行っていました。
14年経ちましたが、アオキの繁茂は大騒ぎしなければならないようなレベルではありませんでした。
また、非常に細い枝を伸ばしている落葉低木が多数ありました。
これらの中には、ナラ枯れが始まって、林床が明るくなったことで、発芽した実生があるかも知れません。
園路沿いにあったオオバジャノヒゲの群落は消えていました。
更なる落葉樹等の伐採などについては、春〜夏期の植生を観察調査してから考えたいと思います。

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