野鳥の森中央の観察舎周辺の植生管理
日時 令和元年(2019) 7月 20日(土) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 野鳥の森地区 参加者 岩渕裕輝、加登勇司、北川英樹、丹野光男、三上正徳、吉澤正一 (かわさき自然調査団市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美 合計 8 名 7月の里山倶楽部Bは野鳥の森の中央部、野鳥観察舎周辺の植生管理を行いました。 当該地区の管理活動は、2017 年 7 月の里山倶楽部Bから始めたので、3 年目になります。 主たる目的はコアジサイの保護でしたが、今年の開花は良好でしたので、林床の明るさは良い状態になっていると考えます。 そこで、今回の活動対象地区を観察舎の南側、北側、東側に分けて活動内容を次の様に設定しました。 @南側地区は、2 年間に、アズマネザサを除伐した範囲に新たに見られたアズマネザサなどを刈る。 A東側地区は、下の園路に向かう崖面の少し手前まで、アズマネザサを除伐する。 B北側地区は、残るアズマネザサ、ヒサカキ、アオキなどの大木を除伐して明るくする。 この斜面下の園路は、2014 年 10 月の里山倶楽部Bによって、 園路を覆っていたアズマネザサ、アオキ、夏に繁茂したツル植物などを除伐した場所で、 キバナアキギリが見られるようになっていました。 このキバナアキギリが、更に広がってくれるように、常緑樹やアズマネザサを除伐する活動を行いました。 また、頂部の観察舎裏の大木化したヒサカキを数本伐採し、林床を明るくしました。 @南側地区 B北側地区(頂部付近を含む) 休憩してから集合写真を撮りました。 A東側地区 B北側地区 この日の活動を終えました。 風は無く、皆、全身が汗まみれとなりました。 鳴き始めたばかりのニイニイゼミの単調な声は、暑さを和らげてはくれませんでした。 当該地区は、感覚的には、活動の度に、居心地の良い景観になってきたと感じています。 来年、コアジサイが咲く頃に、また、観察したいと思います。 |