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ハンノキ林西側地区の水辺保全 日 時)11月13日(木) 9:00〜12:00 曇 場 所)生田緑地 ハンノキ林(A07-06) 活動者)岩田臣生、田村成美 一昨日、11/11(火)は、ハンノキ林西側地区、西の池から流れ始める水流の泥上げと水辺の樹木の間伐、 林床植物の草刈りを行いました。 今日は、その下流域の水辺、特に、水流と木道の間の植物の草刈りと水流の泥上げを行いました。 今までは、水辺保全と植生管理は別の日に行っていましたが、今年は、水流の水辺保全と水辺の植生管理を同時に行うことにしたのです。
生田緑地植生管理協議会の植生管理計画に、2007年、ハンノキ林の植生管理を調査団が担当して植生管理を行うことを定めました。 水田ビオトープ班としては、ハンノキ林の毎木調査を行ってから、林床の水辺の生きもののために、水流の保全を行い、林床に湿地を広げる活動を行ってきました。 ハンノキ林の保全活動を始めた頃は、西の池から流れる水流と西側の木道との間にはアズマネザサが繁茂していましたので、 毎年、アズマネザサ刈りを行っていました。 この辺りを湿地化して、ハンノキ林を拡げるために、木道近くに水路を掘って、水を流すことも繰り返してきました。 2年前辺りから、ミヤマシラスゲが繁茂する範囲が広がってきました。 今回、そのミヤマシラスゲを刈っていたら、茂みの中に、ハンノキの実生、1〜2年生が出番を待っていました。 木道西側の斜面に生えていた大木の殆どを伐採してきましたが、この辺りも、漸く、ハンノキが育つ明るさになってきたようです。 木道沿いにも、ハンノキが育ってくれることは、ハンノキ林を保全する活動を行ってきた立場としては嬉しいことです。 ミヤマシラスゲと一緒にハンノキ実生を刈ってしまわないように、注意して草刈りを行うことになりました。
一昨日活動した水辺から中央のロータリーのある木道までの間の活動は、今回、岸辺のアズマネザサ刈りだけになりました。 水流と西側の木道との間の植生管理は次回、行いたいと思います。
この日の活動は次図の赤線内です。
(上図)11/13(木)の活動範囲図 |
かわさき自然調査団の活動