生田緑地の生物多様性保全活動


オダづくり  
日時:2023/9/21(木) 9:00〜12:00 小雨降ったり止んだり
場所 生田緑地 上の田圃地区(B06)
参加者 岩田臣生、鈴木潤三

9/24(日)の里山の自然学校で稲刈りを行いますので、オダを組み立てておかなければなりません。
9:00に倉庫前にいたのは私だけでしたので、他の活動を行う余裕はなく、谷戸に降りて上の田圃地区のオダ場に直行しました。
オダ場に着いて、古いオダを片づけることから始めましたが、使っていたロープは再利用できそうだったので、丁寧に、解いて、古竹を片づけました。
ロープを解くのに、少し時間がかかってしまいましたが、 材料の竹材は、一昨日、9/19(火)に、必要なサイズに伐って、オダ場に運んでおいたので、組み立てるのは容易でした。



オダができたので、安心して、一休みしました。

 △10:36 オダ場上ベンチ WBGT 24.4(熱中症注意)、気温 27.3℃、湿度 72.7%
 

遅れて来た鈴木さんは、田圃の水が少ないと言って、田圃の点検を始めました。
雨は小雨ながら降ったり止んだりを繰り返していました。
私は、一人だったら帰っていたと思いますが、田圃の畦に繁茂していたジュズダマなどを少し刈ることにしました。
稲刈りの時、刈ったイネを木道に運ぶ子どもたちから苦情が出そうなくらいに繁茂していたからです。
すると、ジュズダマにいたクロコノマチョウの幼虫が姿を現しました。
クロコノマチョウは、田圃周辺のジュズダマが気に入ったようで、すっかり定着してしまいました。


辺りのツリフネソウの花は一段と増えました。
遠くで、ホウジャクの仲間が吸蜜に来ていました。



それから、一応、下の田圃の状態も確認しに行きましたが、オオミゾソバは未だ開花していませんでした。


田圃地区の活動は終えたので、帰る前に、湿地地区の水の状態を点検しました。
湿地地区でも、ツリフネソウが開花盛期を迎えたようでした。

水涸れはありませんでした。
それから、一昨日、9/19(火)に、竹林下デッキ付近の木道上の落枝を片づけましたが、湿地に落ちていた大枝は片付けていませんでした。
気温が少し下がっていたせいか、余裕がありましたので、湿地に落ちていた大枝を取り出して、片づけました。



日曜日の稲刈りが思うように進められるかは不安もありますが、やれることを一つ一つやるだけだと思っています。
帰りのハンノキ林の木道脇には、ノササゲが咲いていました。



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