生田緑地の生物多様性保全活動

ヨシ原地区のヨシ刈りと池の泥上げなど
日時:2021/3/25(木) 10:00〜13:00 
場所 生田緑地 ヨシ原地区(A08)
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

ヨシ原地区は、2007年に、北部公園事務所から管理方法について相談されたものの、一度も調査したことが無い場所であったことから、先ずは、枯れヨシを刈って、 どのような場所なのかを調べてから考えることにして、2007/2/8(木)2/10(土)2/21(水) の3日がかりでヨシ刈りを行いました。
谷戸の末端部で、住宅地に接していますが、地表近くの土中を流れている水が行き場を失っているはずですが、流れ出しはありません。
歩いて入ると長靴が 10cm 程潜り、水が染み出してきて溜まりました。
そこで、2008/3/1(土) に穴を掘って、このような環境の水溜まりに現れる生物を調べてみることにしました。
その後のヨシ刈りは、2008/11/22(土)2009/1/29(木) に行いましたが、 冬季は冬鳥の隠れ場所として刈らずにおいてほしいと、野鳥ファンの方たちからの要望があったので、その後は春になってから刈るようにしました。
今年も春になったので、ヨシを刈ることにしました。
一昨年までは、刈ったヨシは1ヶ所に集めて積んでいたのですが、なかなか腐らず、枯れヨシの山は大きくなるばかりだったので、生えていた場所に薄く広げておく方法に変更しました。
今回は、ヨシ刈りと並行して、池の中のヨシも刈って、少しでも泥上げを行っておくことにしました。
池の中のヨシ刈りには立鎌を使いましたが、力の入れ方が難しく、何度も、泥水を顔に浴びることになりました。
立鎌では泥上げは困難なので、泥上げはジョレンを使い、邪魔をするヨシなどは立鎌を使うことになり、立鎌とジョレンを交互に使って作業しました。
2021/2/9 に池の東側半分の泥上げをした時は、水位が低かったので、水際に降りて作業できましたが、 今回は水深が深くなっていたので、長靴で池内に入って作業することはしませんでした。
池の中央には中洲状態の泥を残してしまいましたが、ヨシ刈りが終わったところで、この日の泥上げの活動も終わりにしました。
地区内に生えてきたヤマザクラは満開になっていました。











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