湿地地区 2 段目の水漏れ補修など、セリバヒエンソウ駆除 日時 2020/4/21(火) 10:40〜14:40 曇 場所 生田緑地 参加者 岩田臣生、岩田芳美 湿地地区の中で活動している時は気がつきませんでしたが、竹林側から湿地地区を見ると、手前の沢の側壁から水が相当量出ているのが分かります。 この水漏れを止めておかなければ、水漏れ穴が大きくなってしまうと思いますので、これを止めることにしました。 しかし、水が出ている場所は分かっても、その水が漏れ出している場所が分かりませんので、雑のう袋 4 枚、イネワラ 5〜6 束、スコップなどを持って、谷戸に降りました。 @漏れた水のルートがありそうな場所の土を掘り取って、大きめの土嚢をつくりました。 そこは、漏れ出した水の通り道にはなっていませんでした。 A水漏れは、近くの 2 段目の水域で起こっているのだろうと思われますので、 2 段目の末端部、4/2(木)に手入れした場所の土嚢堰や、 沢側に置いてあった土嚢を全て外して、 2 段目の水位を下げました。 B当該水辺のうち、沢側の畔を 20cm ほど削ってみたら、小さな穴が見つかりました。また、水際を手で触って調べたら複数の穴が見つかりました。 そんな所に、サワガニが出てきました。 C見つかった穴に、イネワラを小さく折って、押し込み、土の塊を押し込んで、沢への流れ出しが止まったことを確認しました。 D土嚢堰を積み直して、水位が上がるまで、3 段目の芽生えたばかりの保護植物の状態を調べ、周囲のチゴザサ、ミゾソバなどを除草し、水溜まり状態を調べて、末端の池の泥あげを行いました。 E沢側を覗くと、僅かながら、水漏れがあったので、水面近くを手で探り、少し広い範囲で、水漏れを起こしそうな穴を見つけて塞ぎ、補修しました。 F事前につくった土嚢や、途中で外した土嚢を全て使って、更に、水位を上げることにしました。 2 段目の末端辺りを湿潤な状態に戻すためです。 G水の状態が安定するまでの時間を考えて、2 段目のミヤマシラスゲを掘り出して畔に移し、別の植物が発芽してこられるように水域を広げる活動も行いました。 昨日の降雨のお蔭で、入ってくる水の流量が多くなっているので、小さな水漏れは判断できませんが、目的の補修は達成できたようです。 萌芽更新地区のセリバヒエンソウの駆除活動を行いました。 通りかかった来園者からは、「何を採っているのか」、「食べられるのか」などと声がかかりましたが、手伝おうという人はいませんでした。 湿地地区にも、セリバヒエンソウが咲いていたので、急いで除草しました。
かわさき自然調査団の活動
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