令和 7 年度第 20 回里山倶楽部 芝生広場北西崖面の常緑樹伐採 日 時)2025年11月29日(土) 9:00〜12:00 晴 場 所)生田緑地 芝生広場北西崖(A09-06) 参加者)伊澤高行、加登勇司、北川英樹、吉澤正一 事務局)岩田臣生 計 5名
(上図)2025/11/22の活動範囲 谷戸の谷底と芝生広場との間の谷壁斜面には、コナラ、ホウノキ、ハリギリなどの落葉広葉樹に混ざって、シラカシなどの常緑広葉樹が大きく育って、繁っていました。 雑木林の遷移が進んで、常緑樹林化していたので、今年 2月22日の里山倶楽部から、シラカシの伐採を進め、今回で6回目のシラカシ除伐です。 今回は、次の写真の中央のシラカシを除伐しました。 このシラカシの下は垂直の崖で、下端は谷戸の右岸の水流になっています。 谷側には、ハリギリやコナラの大枝が両側から抱き抱えるように伸びています。 どのように伐倒するかは、4月の里山倶楽部以来、悩んでいました。 今回、改めて、現地を観察して、かかり木が少なく、かかり木があっても、その伐採が容易と思われた斜面上方向に引き倒して、引き上げることにしました。 また、ロープ・プーラーで牽引するとは言え、ロープは水平程度で引きたいと思うのですが、対象木は枝が多くて、丁度良い高さにロープをかけることが難しく、 何度も投げましたが、左右を同じ高さで縛ることが困難で、1m以上の差がある襷掛けの状態で引っ張り、伐倒することにしました。 対象のシラカシの周囲に作業するための足場が無いことも問題でしたが、対象木の根元に立って、受け口を伐り、両側に、受け口と同様の伐り込みを入れて、それから追い口を少しずつ入れて伐りました。
受け口から追い口まで伐れて、伐り口から上はかなり倒れているのですが、数本の樹木の枝が邪魔してにかかって、地面に落ちてくれません。
伐倒を邪魔してていると思われた樹木のうち、最重要と思われたコナラを伐採して、シラカシを引っ張っていたロープを更に強く引っ張ったら、シラカシとコナラが一緒に倒れました。
休憩なしで活動してしまいました。 集合写真を撮ってから一休みして、当該地での活動を終えました。 辺りの雑木林は黄葉が進んでいました。
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かわさき自然調査団の活動