里山倶楽部
【2025/4/5 更新】

令和 7 年度第 1 回里山倶楽部
芝生広場西地区の常緑樹伐採(5日目)

日 時)2025年4月5日(土) 9:00〜12:00 晴
場 所)生田緑地 芝生広場西地区
参加者)東 陽一、加登勇司、北川英樹、吉澤正一
事務局)岩田臣生           計 5名

活動場所図
(上図)活動場所図

当該地区の常緑樹を伐採する活動も、5日目になりました。
今回は、活動3日目に伐採しかけたものの、中断していた直径20〜30cmのシラカシと、まだ、当該地区に沢山あるシラカシ小径木の伐採を行うことにしました。
次の写真の中央、斜面の下の方にあるのがシラカシの中径木ですが、これが予想外の難敵でした。
写真の右の方では、並行して、シラカシ小径木の伐採を行ないました。
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中央の大径木の伐採では、牽引するためのロープかけに手こずって、時間を取られていました。
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何とか、ロープを張って、伐倒のはずでしたが、斜面上側の大径木に架かり木となってしまいました。
しかも、伐採対象は、完全には伐り終えていなくて、少しだけ繋がっていました。
そこで、どうするか、皆で、意見を出し合いました。
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その結果、繋がっている部分を何とか伐り離して、先ずは、伐り株の上から降ろすことにしました。
材にかけてあるロープを下に移動して、ロープ・プーラーを使って、ロープを引いてみましたが、材は落ちてくれませんでした。
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そこで、直ぐ近くのコナラに、滑車を移して、一旦、上方向に引いて、落とすことにしました。
そのためには、ロープ・プーラーの位置を変更しなければなりませんでしたが、切り株の上から外して、落とすことはできました。
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伐採したシラカシは、1m以上、下に落ちたはずですが、丁度、二股になった所で架かっていたため、架かり木が外れることはなく、 ロープで引いても、倒れ落ちてはくれませんでした。
そこで、止むを得ず、架かり木の状態で、材を伐って、更に下に、下げることにしました。
里山活動の教本などでは、危険なので、禁止している方法だということは承知の上で、参加した皆さんにも、やってはいけないことだと言いながら、 慎重に、材の動きを確認しながら、伐ってしまいました。
しかし、伐り終えても、その場に落ちただけで、まだ倒れてくれませんでした。
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そこで、改めて、ロープをかけて、ロープ・プーラーで引っ張ったら、架かっていた枝を折り飛ばして、倒れてくれました。
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伐倒できたので、全員、総がかりで、枝を伐り落して、片づけました。
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伐採したシラカシの材の片付けを終えたところで、記念の集合写真を撮り、休憩しました。
誰も、怪我することなく、常緑樹の除伐を楽しむことができました。
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斜面には、踏まれながらも開花したシュンランが多数ありました。
シュンラン
株立ちのヤマザクラも開花していました。
ヤマザクラ
上の田圃の上のオダ場が良く見えるようになりました。
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12時を過ぎたところで、この日の活動を終えることができました。
帰り道の芝生広場上雑木林の上の園路からは、伐採更新を始めた時に、枯れていると思ったものの、1本の伐採に留めて、残したサクラが開花し、 木々の芽吹きも始まって、魅力的な景観を見せてくれていました。
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尾根付近には、ヤマブキも咲いて、辺りは、賑やかになっていました。
ヤマブキ
生田緑地整備事務所近くには、キブシの花が自然探勝路の上に垂れていました。
キブシ
整備事務所裏に戻って、使った用具の手入れを行ってから解散しました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

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