里山倶楽部
【2024/11/30 更新】

令和 6 年度第 18 回里山倶楽部
 (飯室山南皆伐更新地区&拡張区域の更新管理)

日 時)2024年11月23(土) 9:00〜12:00 晴、風
場 所)生田緑地 飯室山南皆伐更新地区&拡張区域
参加者)加登勇司、北川英樹、廣瀬朗子、吉澤正一
事務局)岩田臣生           参加者 5名

飯室山南皆伐更新地区は、2010年に皆伐し、翌年から、子ども中心の里山倶楽部Aをつくって、更新管理を行ってきたので、若いコナラ林になっています。
ナラ枯れが進んだ2022年1〜2月に、東側隣接地のナラ枯れ大径木伐採やモウソウチク、アズマネザサ刈りを行い、伐採更新の拡張区域を設定して、そこの伐採更新も始めました。
この拡張区域は、伐採後2年(2回の夏)が経過していて、アズマネザサ、クサギ、ヒメコウゾ等、センダン、サンショウ等、ムラサキシキブ等、ヌルデ、ムクノキ?などの 実生が繁茂していましたので、コナラやサクラの仲間以外の実生を刈ることを中心に活動することにしました。
この日は、若齢林になっている皆伐更新地区の東端から拡張区域の斜面を下方に向かって、作業しました。

コナラの実生は、高さ1〜2mに育っていました。
サクラの仲間の実生は、高さ1〜3mに育っていました。
保護したいコナラやサクラの仲間の成長が分かって、嬉しくなりました。
驚いたのは、この拡張区域として伐採した斜面の下端部に生えていたクサイチゴが斜面上端部にまで広がっていたことです。
伐採更新の初期に、クサイチゴが繁茂してきたのは、初めてことでした。




ヒヨドリジョウゴは赤い実をつけ、ノササゲは鞘の色が薄れていました。

 ヒヨドリジョウゴ

 ノササゲ

休憩して、集合写真を撮りました。


それから、活動を再開しました。





今回は、拡張区域全域の更新管理を済ませることができませんでしたので、もう1度、活動する必要があります。
皆伐更新地区については、今後、萌芽更新目的の伐採を行ないたいと思います。
また、拡張区域の縁辺部に、ナラ枯れコナラ大径木がありましたので、これも伐採を検討しなければなりません。





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