令和 6 年度第 7 回里山倶楽部 中央広場北雑木林のアズマネザサ刈り 日 時)2024年5月18(土) 9:00〜12:00 晴 場 所)生田緑地 中央広場北雑木林 参加者)加登勇司、廣瀬朗子、村上絢音(初参加)、吉澤正一 事務局)岩田臣生 参加者 5名 第7回里山倶楽部は、先週と同じ中央広場北雑木林の北端部、中央園路に面したアセビの茂み、常緑小径木の除伐などを行って、 常緑樹を減らして、林内を明るくすることを考えました。 中央広場北雑木林の目標植生は、低木層にヤマツツジが咲き、草本層にヤマユリなどが咲く雑木林(落葉広葉樹林)です。 ヤブ状態であった当該地区の植生管理を始めてから 13年が経過しましたが、北端部の中央園路沿いは余り手を入れていなかったので、植栽されたアセビが育ち、 シラカシの幼木が目立つようになっていました。 アセビは、昔、中央園路を整備した時に植栽されたものだと思いますが、落葉広葉樹林を目指している雑木林には、大きなアセビ林は必要ではないと思いました。 開花期を過ぎているので、強剪定を行ってみることにしました。 アセビ林状態の範囲も、少し小さくしたいと思いました。 また、シラカシ大木の種子散布によって、地面には、10〜20cmのシラカシ実生が一面に広がっていました。 今回は、シラカシ、クスノキなどの幼木は除伐しました。 勿論、草本層のアズマネザサも刈りました。 タマノカンアオイの群落を守るためのアズマネザサ刈りも行いました。 この雑木林は急勾配の斜面なので、林内を歩くことは、滑り落ちる危険もありますので、周囲から観察して楽しんでもらうことを考えて、植生管理を行うのが良いと思います。 活動後の当該地区の状態を中央園路から眺めてみました。 一番上(西側) 中央部 一番下(東側) 今回のような植生管理は殆ど経験がありませんでした。 常緑樹の茂みでは、活動直後は、気持ち良いという状態にはならないようです。 活動を終えて、集合写真を撮りました。 |