令和 5 年度第 18 回里山倶楽部 ハンノキ林東コナラ林(A07-11)のナラ枯れ大径木伐採の3日目(伐採更新) 日 時)2023年12月16(土) 9:00〜12:00 曇後晴、20℃超 場 所)生田緑地 ハンノキ林(A07-11、01) 参加者)東 陽一、北川英樹 事務局)岩田臣生 計 3名 ハンノキ林東コナラ林(A07-11)の伐採更新に着手して、今回は3日目のナラ枯れ大径木伐採です。 当該地区のナラ枯れ大径木は8本ありましたが、12/2(土)1本、12/9(土)2本を伐採し、残るナラ枯れ大径木は5本でした。 今回伐採した1本目は、北方向にかなり傾いていたので、少し方向を調整して、近くのハンノキ2本の間のミヤマシラスゲの繁茂する湿地の中に伐倒することにしました。 そのために、ロープで引っ張る方向を考えて、次の写真のように、ハンノキ林東地区(A07-12)の下端近くに残してあったオオモミジに滑車をつけて、引っ張ることにしました。 ローププーラーは、斜面の上端に近い伐り株を使いました。 斜面には、沢山のコナラ実生が育ち始めていました。 受け口から伐り始めました。 伐倒できました。 湿地に伐倒することは、望ましいことではありませんが、丁度、水が涸れていて、草地の状態でした。 今回は参加者が少ないので、伐採目標は1本のつもりでしたが、まだ、時間がたっぷり残っていましたので、続けて、もう1本伐採することにしました。 伐採対象は、残りのナラ枯れコナラの中で、最も細い枯れコナラを選びました。 伐倒する方向は、@今済ませた伐倒と同じ、A12/9(土)のように、ハンノキ林上の池近くのサクラ方向の2つがありました。 周囲の数ヶ所を回って、観察して、悩みました。 @の問題は、樹高が高いので、先端がハンノキを叩いてしまう可能性があることでした。 Aの問題は、対象木の隣のイヌシデの枝にかかってしまう可能性があることでした。 話し合って、考えた結果、Aの方向に引っ張ることにしました。 伐倒方向が決まったので、ロープを張って、受け口を伐り始めました。 追い口を伐り始めて直ぐに、倒れ始める兆しの音が聞かれました。 ローププーラーに力を込めましたが、倒れません。 よく見ると、やはり隣のイヌシデの枝が支えているらしいことが分かりました。 しかし、やがて、対象木は破裂するような音を立てて、砕けて倒れました。 今回、2本の伐採を終えて、残るは3本となりました。 二人は、もう1本伐採したいようでしたが、今回は、2本で止めました。 記念の集合写真を撮り、少し休憩してから帰りました。 帰ろうとして歩き始めたら、足元に、キボシカミキリが歩いていました。 キボシといいながら、白星でした。 茅ケ崎の岸さんに尋ねたら、色は個体によって差があり、また年明けまで生きていることもあるとのことでした。 整備事務所裏に戻って、使用した道具の手入れを行って解散しました。 |