令和 5 年度第 12 回里山倶楽部 芝生広場上雑木林の伐採更新(アズマネザサ刈りなど) 日 時)2023年11月4(土) 9:00〜12:00 晴 場 所)生田緑地 芝生広場上雑木林(A09-8) 参加者)東 陽一、伊澤高行、加登勇司、北川英樹、廣瀬朗子、吉澤正一 事務局)岩田臣生 計 7名 芝生広場上雑木林は、2019年10月の里山倶楽部で、現地調査を行い、伐採更新を行うことを合議し、翌年1〜2月に5回の里山倶楽部でアズマネザサを刈り、更に、9月にアズマネザサ刈りを行って、 10月から2022年 1月までの 18回の里山倶楽部で大径木伐採を行いました。 その後の2022年夏期に3回、冬期に1回、今年の夏期は今回で3回目のアズマネザサ刈りです。 伐採完了後2回の夏を経験しましたが、伐採後発芽したコナラが 30〜100cmほどに育っていました。 里山倶楽部参加者はアズマネザサだけを刈っていますので、アカメガシワ、ヤマグワ又はヒメコウゾ、クサギ、ヌルデ、サンショウ、ハリギリなどが大きく育っていましたので、これらの除伐も行いました。 当該地区は、保護すべき希少種(草本)があったので、それらに皆伐のインパクトを与えないように考えて、大径木伐採を行う伐採更新を試みています。 また、ツノハシバミ、アオハダなどの樹木があったので、これらは、できるだけ保護したいと考えています。 大径木伐採時には、ダメージを与えてしまったツノハシバミですが、雄花序の冬芽が多数見られました。 また、時期的にツノハシバミの果実は観察できないと思ったのですが、活動中、一つだけ、ヘクソカズラの蔓がぶら下げていたものが観察できました。 活動は、前回、10/21(土)の里山倶楽部でアズマネザサ刈りを行った斜面下方の上端から斜面上方に向かって、アズマネザサ刈りを続けました。 飯室山南地区でも感じましたが、今夏のアズマネザサなどの繁茂は著しく、ヤブに分け入っての活動となったため、姿が見えなくなって、撮れなかった人がいました。 斜面上方になると、勢いよく萌芽しているヤマツツジが多数あり、それらの株間には、アズマネザサに隠れて、伐採材が転がっていましたので、刈り難くなりますが、今回は、その辺で活動終了にしました。 斜面下方のベンチに集まって、休憩し、記念の集合写真を撮りました。 ムラサキシキブの幹に、タケノホソクロバ幼虫?がいました。 サワヒヨドリ?が咲いていました。 整備事務所裏に戻る尾根路は通行禁止区域になっているため、草藪になっていましたが、コウヤボウキが咲き、ガマズミ?が真赤な実をつけていました。 (上のガマズミ?の写真は、10/21の活動時のものです。) |