令和 5 年度第 1 回里山倶楽部 <生田緑地の雑木林観察> 日時 2023年4月1(土) 10:00〜13:00 快晴 場所 生田緑地 参加者 池上幸一、池上陽子、池上豪一郎、岩渕裕輝、加登勇司、北川英樹、野下智洋、吉澤正一 広瀬朗子(初参加) 事務局 岩田臣生・・・10 名(団員 6名) 今年度最初の里山倶楽部は、昨年度と同様に、春の生田緑地の自然観察を行うことにしました。 生田緑地の雑木林はナラ枯れが広がり、落枝や倒木の危険があるため、通行を制限する必要が起こっています。 自然の状態を、自分の目で見て、自分で考えることを、普通に行えるようになって欲しいと考えています。 今回は桝形山広場に集合して、新葉の木々、枯木伐採のために踏み荒らされたアズマネザサの茂み、早くも花期を終えたスミレなどを確かめながら、東口に降りました。 東口駐車場の西側を回って、2008年11月に一面のアオキを除伐した菖蒲池南斜面(A20)を観察してから、野鳥の森に入りました。 野鳥の森の水辺(B01)で行っている保全活動の説明を行って、林床に咲いている植物を観察しました。 早くも、ホウチャクソウが蕾をつけていました。 野鳥観察舎周辺は里山倶楽部で、コアジサイ保護の植生管理を行っています。 アズマネザサの状態を観察し、アズマネザサ刈りを要する状態であることを確認しました。 コアジサイは蕾をつけ、チゴユリが咲いていました。 科学館裏の枯損木伐採跡地を観察し、今後の植生管理について意見交換しました。 中央広場に出て、中央広場北側雑木林(A26-1)を観察しました。 そこから、メタセコイア林を抜けて、梅園に向かい、ナラ枯れコナラ伐採後の整備を観察しました。 つつじ山の草地広場で休憩して、集合写真を撮りました。 梅園側からも、ナラ枯れコナラ伐採地辺りを観察して、奥の池に降りました。 奥の池からは、階段を見晴台に向かって上りました。 クヌギの花が咲いていました。 一旦、中央園路に出てから、北の谷戸に降りることにしました。 クサイチゴが咲いていました。 マルバスミレが花期を迎えていました。 萌芽更新地区(A06)を観察し、ハンノキ林東地区(A07-12)を観察して、湿地地区(B05)、上の田圃(B06)を観察しました。 |