令和 4 年度第 28 回里山倶楽部 <芝生広場上雑木林のアズマネザサ刈り> 日時 2023年3月4(土) 10:00〜13:00 快晴 場所 生田緑地 芝生広場上雑木林(A09-8) 参加者 伊澤高行、岩渕裕輝、北川英樹、北澤千晴、野下智洋、村上忠義、吉澤正一 事務局 岩田臣生・・・8 名 この日活動した芝生広場上雑木林では、ツノハシバミが咲き始めました。 ツノハシバミは、木道の上に雄花序を落としていたハンノキと同じカバノキ科の落葉低木で、雄花は同じように尾状花序、イモムシのような形でぶら下がっています。 芝生広場上雑木林は、2020年から伐採更新を始め、同年10月から2年間、大径木伐採を行いましたので、林床は明るくなって、 大径木伐採で傷めてしまったと思いますが、沢山の雄花をつけて、何となく黄色を感じさせる状態で、花粉を散布している様子であり、 小さな雌花がを紅い柱頭を覗かせているのも観察できました。 ツノハシバミの近縁種で、ヨーロッパ原産のセイヨウハシバミの実がヘーゼルナッツです。 ツノハシバミの実が熟すのは、10月頃です。 活動は、前回(2/18)の続きのアズマネザサ刈りです。 彼方此方に転がっている伐採材を積み直したりしながら、刈った材の山をつくっていきました。 伐採してあった小径木からは、沢山の萌芽枝が伸びていました。 止むを得ず伐採したアオハダ小径木からも、萌芽していました。 斜面上方には沢山のヤマツツジがありましたが、これらも萌芽していて、アズマネザサ刈りの邪魔をしてくれていました。 一度休憩してから、集合写真を撮りました。 今回は、事務局のカメラのバッテリーが切れてしまい、岩渕さんに、スマホで撮ってもらいました。 12時を過ぎたところで、後を水田ビオトープ班班員に任せて、事務局は、私用ながら、帰らせていただきましたが、 北川さんをはじめ、水田ビオトープ班の皆さんが協力して、事務局を代行して、活動の安全を管理し、 使った道具の片付けなども行ってくれたと思います。 水田ビオトープ班の里山倶楽部チームは、このようなことができるようになっていました。 この日は天気が良く、上空を飛翔するペアのトビや、オオタカなど、時間をずらして、楽しませてくれましたし、 ツノハシバミのほか、低木層のウグイスカグラも、チラホラ、ピンク色の花を開き始めていましたので、 参加者は、生田緑地の雑木林の自然を満喫してもらえたと思います。 |