令和 4 年度第 21 回里山倶楽部 <ハンノキ林東地区の伐採更新(大径木伐採)> 日時 2022年12月3(土) 10:00〜14:00 曇一時晴 場所 生田緑地 ハンノキ林東地区(A07-12) 参加者 加登勇司、北川英樹、野下智洋 事務局 岩田臣生、岩田芳美・・・5 名 朝の西口トイレには、ニトベエダシャクしかいませんでしたが、整備事務所の外壁には、チャエダシャク、カバエダシャクがいました。 この日の里山倶楽部の参加者は3名でしたので、常連の参加者から「大径木伐採はできないのではないか」との発言がありましたが、 できる範囲で楽しんでもらえればよいと考えていました。 北端部の巨大なナラ枯れコナラの伐倒は無理だと思いましたが、11/12(土)に伐倒したものの、かかり木にしてしまったコナラを片づけることなら容易だろうと考えていました。 確かに、緩斜面であれば、安全第一の活動でも容易だっただろうと思いますが、急斜面で、しかも、ロープを張るのに丁度良い樹木が無かったので、苦労することとなりました。 生田緑地整備事務所裏に集合してから、ハンノキ林に向かいました。 ハンノキ林東地区上に着いてから、現地を確認して、考えてきたロープの張り方は無理だと分かり、現場で考えた方法を試しながら進めました。 かかり木にしてしまったコナラのツルを伐る前に、根元側にロープを巻き付けておいて、ロープを張りました。 かかり木が落ちる時に、回転する力をかけて、かかり木を外したいと思ったのです。 ツルを伐り始めました。 ロープも引き始めました。 かかり木になっていたコナラのツルを伐りましたが、根元側が落ちて、20cm程、地面にめり込みましたが、かかり木は外れませんでした。 そこで、今度は、そのコナラの樹冠側にロープをかけて、引き倒すことにしました。 ロープは、ロープ・プーラーを使って、引きました。 しかし、ロープを引いても、かかり木は外れず、倒れる気配がありませんでした。 そこで、危険な行為であることは承知していますが、かかり木の根元側を伐ることにしました。 根元側を伐る作業は、単純な作業では済まず、圧縮力がかからないように余計な切削も行わなければならず、時間がかかりました。 やがて、突然、伐れて、斜面に落ちましたが、体にぶつかることは免れました。 それでも未だ、このコナラは倒れてくれませんでした。 ただ、二つの枝で抱きつくように掛かっていた部分は外れていました。 そこで、もう一度、ローププーラーをセットしてみようと思いましたが、ローププーラーにセットしてあるロープが外れません。 ローププーラーを使わずに、かけてあったロープを全員でリズムをつけて、引いたり、戻したりを繰り返したら外れるかも知れないと考えて試したら、 かかり木は枯葉を散らしながら、倒れました。 これで、この日の活動を終了できます。 既に、14時でした。 直ぐに、ロープを回収して、生田緑地整備事務所裏に戻りました。 現地で集合写真を撮っていませんでしたので、生田緑地整備事務所裏で撮影しました。 終了予定時刻の 13時を大幅に過ぎてしまいました。 怪我人を出さずに、何とか、かかり木を外しました。 皆さん、お疲れ様でした。 |