令和 4 年度第 2 回里山倶楽部 <キクザキイチゲ、フデリンドウ保護のためのアズマネザサ刈り> 日時 2022年 4月 9(土) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 芝生広場 参加者 東 陽一、新井みどり、新井康介(中)、伊澤高行、加登勇司、北川英樹、 (事務局)岩田臣生、岩田芳美・・・8名 晴れて気温が上がりました。 この日の西口トイレでは、オオアオシャチホコ、ソトカバナミシャクが観察できました。 生田緑地整備事務所裏の倉庫から尾根路を降りて、芝生広場に向かいましたが、途中、早くも、ヤマブキ、ヤマツツジが咲いていました。 芝生広場上雑木林の伐採更新における大径木伐採では広場側のサクラを伐採せずに残しましたが、梢の先端には花を咲かせていますので、枯れてはいなかったと確認できました。 区域内の斜面下端部には、コナラの実生が沢山発芽していましたので、踏み潰さないように注意して歩き、いくつかには、通行時の注意のための目印を付けました。 キクザキイチゲの花は咲いていませんでした。 既に咲き終わっていたのかも知れませんが、栄養不足などが原因で衰退している可能性があります。 今回は、周囲のアズマネザサ刈りだけを行いましたが、少し園芸的な手入れ、例えば施肥とかを考える必要があるのかも知れません。 この地区の伐採更新に着手した時にカシノナガキクイムシの穿孔によるフラシがあったコナラでも、今春、元気に芽吹いているコナラも観られました。 園路を挟んだ北側の雑木林に移動して、同じく、保護のためのアズマネザサ刈りを行いました。 太いサクラの根元付近で日向ぼっこをしていたアオダイショウを見つけました。 驚かせてしまったので、アオダイショウはサクラの下側の洞穴状になった暗がりに潜ってしまいました。 大人も、子どもも、姿を見せてくれたアオダイショウには探求心をそそられていました。 少し移動して、次は、フデリンドウの保護のためのアズマネザサ刈りを行いました。 フデリンドウの花が小さいことを確認してから、足を置く場所に注意して、草地に入り、アズマネザサ刈りを進めました。 タチツボスミレの花にも気を取られましたが、コナラの実生が茂っていることにも驚かされました。 一回休憩してから集合写真を撮りました。 活動再開しました。 芝生広場に面してナラ枯れコナラが1本ありました。 これを親木として、辺りには沢山の実生が発芽しています。 枯木として伐採して、柵の外側での小規模な皆伐更新ができると思います。 保護活動は対象植物を知らないと難しいのですが、花が咲いている時なら、簡単に見分けられるし、楽しみながら実施できます。 |