里山倶楽部
【2021/12/11 更新】

令和 3 年度第 18 回里山倶楽部
<芝生広場上雑木林伐採更新(大径木伐採など)>

日時 2021年 12月 11日(土) 10:00〜13:00
場所 生田緑地 芝生広場上雑木林(A09-08, A09-05, A09-01)
参加者 東 陽一、伊澤高行、岩渕裕輝、北川英樹、吉澤正一
    高谷秀史(初参加)
    佐藤奈緒、佐藤天音、佐藤優子、新井みどり
事務局 岩田臣生            11 名

芝生広場上雑木林の伐採更新を始めて 16回目の大径木伐採を行いました。
昨年度から里山倶楽部AとBを合体して活動していますが、今回はBチームは大径木伐採、Aチームはアズマネザサ刈りを行ってもらいました。
Aチームの集合が遅れたため、事務局が現地に入るのが遅れたのですが、Bチームは、いつものように、伐採対象を選出することから始めていましたので、これを尊重することにしました。
選んだ伐採対象は、斜面上の方に残っていた数本の直径30cmクラスのコナラのうちの 2本でした。
この 2本は、倒す方向はほぼ同じでしたが、受口については同時に進めても問題ないと考えて、同時に伐っていきました。
また、この 2本の倒す方向に、直径10cm程のアカシデ?があり、枝を広げていましたので、これを先に 1m程度の高さで伐っておくことにしました。
このため、同時に 3本の樹木に鋸を入れている場面が見られました。
但し、小径のシデは、若しかすると、萌芽更新できるかも知れないと思ったので、優しく、丁寧に、伐採してもらいました。
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斜面下側の伐採対象の受口を伐れたので、引き倒すためのロープを掛けました。
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ロープ・プーラーをセットしてから、追い口を伐り始めました。
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同時に、ロープ・プーラーをポンピングして、ロープを引っ張りました。
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想定した方向に伐倒できました。
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アズマネザサ刈りチームは、区域北側 A09-05 の特定の草本植物保護のために、アズマネザサ刈りを行いました。
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伐採した後の片付けを終えたので、初めに選んで、同時に受口を伐っていた、上側のコナラにロープを掛け、ロープ・プーラーをセットして、追い口を伐りました。
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伐倒しました。
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3本目はロープ無しで、伐倒しました。
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4本目もロープ無しで、伐倒しました。
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伐倒だけしておいて休憩し、集合写真を撮りました。
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休憩後は、伐倒しておいたコナラの片付けから再開しました。
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アズマネザサ刈りチームは、芝生広場(A09-01) のフデリンドウ保護のためのアズマネザサ刈りも行いました。
毎年、アズマネザサを刈りながら、実生は残してきたので、実生畑になっています。
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5本目の伐倒にかかりました。
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活動終了時間が迫っていましたが、簡単に倒せそうなコナラがあったので、6本目を伐倒しました。
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2019年に計画して、2020年から始めた伐採更新としての大径木伐採は、当初は、これだけの本数を伐採しきるのかと心配していましたが、 伐採を躊躇しているアカシデ、エゴノキ、サクラなどを除けば、縁辺部に残すだけになったように思います。
次回は、伐採したら萌芽もしないで消えてしまうかも知れないと思って先延ばしにしていた中央部のアカシデを伐倒しようと思います。
萌芽更新地区で中央部に残したアカシデ 2本は、萌芽更新地区と呼べる樹林としては、今からでも伐採した方が良いのではないかと考えるようになっています。
北向き斜面である芝生広場上雑木林の伐採更新では、今のうちに、伐採しておくべきと考えられるようになりました。

参照:芝生広場上雑木林位置図
参照:芝生広場地区のゾーニング図

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation