令和 3 年度第 16 回里山倶楽部 <芝生広場上雑木林伐採更新(大径木伐採など)> 日時 2021年 11月 20日(土) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 芝生広場上雑木林 参加者 東 陽一、伊澤高行、岩渕裕輝、加登勇司、北川英樹、吉澤正一 事務局 岩田臣生 7 名 芝生広場上雑木林の伐採更新は、新たな伐採更新を、初めから里山倶楽部として計画し、実践することとして、昨年から始めているもので、 一面のヤブとなっていた太いアズマネザサを刈り、大径木伐採は今年 3月までに 12回行いました。 今回は、第 14回目、今期では第 2回目の大径木伐採です。 夏の間に、伐採後に萌芽している伐り株もあり、縁辺部にあって活力を回復しているように思われる高木があったり、ナラ枯れが予想外に進行していないことには驚きもしました。 里山倶楽部は、このような経験の無い、普通の市民が参加する市民活動なので、安全かどうかが最重要課題です。 当初は竹林のモウソウチク除伐でも、大変気を遣いましたが、萌芽更新地区のやり直しの伐採更新のために大径木伐採を行うようになって、 毎週でも、大径木伐採に参加してくれる常連ができて、週末の樵(きこり)生活を楽しんでくれています。 里山倶楽部の活動では、伐倒する大径木を選んで、倒し方を提案すれば、参加者全員が協力して、一本の大径木を伐倒できるようになりました。 ノコギリを使って行う伐採は交代で行い、伐倒した材の枝を落として、運べる大きさに伐って片づける作業は全員で行っています。 今回一番目に伐倒しようとした大径木には、若いシデが接して立っていたので、まず、これを伐採して、片づけました。 続いて、一番目に伐倒するコナラ大径木の受口を伐りました。 上空高く、二羽の猛禽が旋回しながら飛んでいました。 受口を伐ってから、高い位置にロープをかけて、ロープ・プーラーをセットしました。 ロープ・プーラーをセットしたので、追い口を伐り、伐倒しました。 伐倒した材は、皆で、適当な長さに切断して片づけ、ロープは回収しました。 伐採したコナラを片づけている一方で、次に伐採するコナラ大径木を選び、受口を伐り始めました。 片付けを終えたメンバーが集まってきました。 受口が伐れたので、ロープ・プーラーをセットしました。 追い口を伐りました。 伐倒しました。 伐倒しましたが、11:30 を過ぎていたので、片付けは休憩してから行うことにしました。 休憩後に集合写真を撮りました。 それから、全員で片づけにかかりました。 三番目に伐倒するコナラ大径木を選んで、受口を伐りました。 ロープ・プーラーにはストッパーが二つあるので、一人でロープを外すのは容易ではありません。 伐倒が済む度に、ロープを外して、新たにセットし直すのは、結構、面倒です。 受口を伐ったので、ロープ・プーラーをセットしました。 伐倒する樹木の重心方向と異なる方向に引っ張りたい時は、できるだけ高い位置にロープをかける必要があります。 ロープをかけたので、ロープ・プーラーをセットしました。 ロープを張り終えたので、追い口を伐り始めました。 倒れ始めました。 伐倒しました。 里山倶楽部は、13時終了を基本としていますので、最後に伐採した一本の片付けが完了していませんでしたが、途中終了することにしました。 ただ、その材の下敷きになっているヤマツツジを一週間放置するのは忍びなく、この一本をチェーンソウで玉切りにして、ヤマツツジを救ってくれるように、指定管理者に頼みました。 斜面の上の方は、コナラ大径木の根元周りにはヤマツツジが生えていましたので、コナラ大径木を伐採するために、辺りのヤマツツジを 1mほどの高さで伐採しています。 |