里山倶楽部
【2021/11/6 更新】

令和 3 年度第 14 回里山倶楽部 ＜芝生広場上雑木林伐採更新（樹木伐採など）＞ 日時　2021年 11月 6日(土)　10:00〜13:00 場所　生田緑地　芝生広場上雑木林 参加者　東　陽一、伊澤高行、北川英樹、吉澤正一 　　　　��木遼子、滝島麻由、一加(中3)、沙奈(小5) 事務局　岩田臣生　　　　　　　　　　　　9 名 芝生広場上雑木林は、伐採更新を行うことを合議して、昨年 10/25(土) から、大径木伐採を始めています。 今年も、大径木伐採を継続しますが、4月以降は、伐採は行っていませんでした。 そこで、大径木伐採のための用具や手順、ロープの結び方や鋸の引き方などの基本的な動作の確認をしておくことにしました。 大径木伐採は危険を伴う活動ですから、安易に考えてはいけません。 今回は、本格的な活動を始める前のウオーミングアップのつもりで活動しました。 伐採活動では、4人というのは、一緒に一本の大径木を伐採するチームとして、丁度良い人数だと思います。 今回は、ロープの結び方（もやい結び）を確認することから始めました。 伐倒一本目は、容易に伐倒できそうなコナラを選んだのですが、かなり手こずりました。 里山倶楽部で伐採に使用している鋸は、シルキーのカタナボーイ650、造林370などです。 ロープはナイロン（30ｍ）、強力な戦力になるのが、ロープ・プーラーです。 アズマネザサ刈りチームは 4人でしたが、伐倒による危険の無い場所を選んで、コナラ実生を確認しながら、実生周りを刈るツボ刈りをお願いしました。 実は、今回、大径木伐採のことばかりを考えていて、コナラ実生のことを忘れていたのですが、現地で、元気なコナラ実生を見て、ツボ刈りを思い出しました。 2020/10/25〜2021/3/14 に行った大径木伐採は、それだけでも、伐採更新として十分な広さがあったこと、そのギャップによる光量が多くの実生を育てていたことが分かりました。 これらの実生は樹木伐採の活動で踏み潰したりして、育てられないだろうと、やってもみないで諦めていたことを反省し、育てるための努力はしてみようと思いました。 とは言え、皆伐更新地区のコナラ実生を育てる更新管理を経験している参加者は、もう、いませんので、丁寧に説明しておかなければ理解できなかっただろうと反省しています。 コナラ実生を育てる段階は、実生の周囲の狭い範囲だけのアズマネザサ刈りを行い、刈ったアズマネザサを刈った場所の地面に散らしておくのが良いと考えています。 それは、適度な光が入りながら、地面が乾燥し過ぎないようにするためです。 遅ればせながら、実生の葉があるうちに、アズマネザサのツボ刈りを行いたいと思います。 アズマネザサが繁茂する中に、ヤクシソウが咲いていました。 休憩して、記念の集合写真を撮りました。 休憩後、一本目の伐倒はスムースではなかったことを反省して、もう一度、基本的な伐倒手順を確認することを目的に、コナラを一本選んで、伐倒しました。 4 人がかりで伐倒する時は、単純に、鋸ワークを交代しながら進めるというのではなく、 鋸を引いているところを、様々な角度から観察して、どのような状態かを教えあうことが大切だと考えています。 意外なことに、自分が伐っている状態を、自分では分からないことが多いのです。 一つ一つの行動を、基本に忠実に実施したら、2本目は簡単に伐倒できました。

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