第 18 回里山倶楽部 <芝生広場上雑木林の樹木伐採(7)> 日時 2021年 1月30日(土) 10:00〜13:30 場所 生田緑地 芝生広場上雑木林 A09-8 参加者(樹木伐倒チーム) 5名 6 年目 東 陽一、岩渕裕輝 5 年目 北川英樹、吉澤正一 1 年目 伊澤高行 参加者(アズマネザサ刈りチーム) 11名 6 年目 藤村望美、渓(小5) 4 年目 佐藤奈緒、天音(小5) 山本栄行、優真(幼児)、環希(幼児) 初参加 滝島麻由、一加(中2)、啓矢(小5)、沙奈(小4) (かわさき自然調査団市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美 計 18 名 今冬は芝生広場上雑木林の伐採更新に取り組んでいて、危険を伴う大径木の伐採を続けていますので、樹木伐採に参加しない人には声をかけているつもりはないのですが、 アズマネザサ刈り希望で参加申込をする人も多くいます。 都会では、子どもたちを連れて、気軽に雑木林に入ることができませんので、偶には里山気分を味わいたいという都市住民には良い機会となっているかも知れません。 今回、初参加の母子 4人がありましたが、大径木の伐採に支障が無い場所で活動してもらえればいいとだけ考えていて、活動の様子は見る余裕がありませんでした。 今回の大径木の伐採は、斜面下方中央部に 2本並んでいたコナラの大木と当該斜面に 1本あったキリの大木を伐倒することにしました。 この 3本の樹木を、それぞれ二人が担当して伐倒することにして、ロープワークを使ったり、掛かり木を外したりする活動は全員で行うことにして始めました。 (イ) キリの大木の伐採 この大木の伐倒は、枝の張り具合から判断して、倒す方向を話し合いましたが、外周の園路に飛び出すことが予想されました。 伐倒時に、押し倒すか、掛かり木になりそうな樹木がありましたが、太い幹のキリと比べると、余りに細い樹木でしたので、これは先に伐倒しました。 伐倒方向を少しでも広場側に飛び出さないように、ロープを張って、ロープ・プーラーで引っ張りながら、追い口を入れて、伐倒しました。 倒したキリは、丁度、そこにあった枯れ木を叩き潰して、外周の園路に飛び出すことなく止まりました。 直ぐに、全員でかかって、材を片付けました。 コナラの 2本は、隣り合っていましたが、枝の張り具合からは、斜面上側のコナラは上の方に、下側のコナラは下の方に倒すのが妥当と思われましたので、 それぞれ、伐倒方向を決めて、同時に、受口を伐ることにしました。 このコナラの伐採に当たっても、邪魔になっているものの、細く見え、簡単に伐倒できそうな樹木があったので、それは先に伐倒しました。 受口を伐る時は問題ありませんでしたが、追い口を伐る時は、お互いに邪魔になってしまうので、下側のコナラを先に、ロープを使わずに伐倒することにしました。 この結果、区域の端のサクラにかかってしまいましたが、このかかり木の処理は後で行うことにして、上側のコナラの伐倒を先に行いました。 勿論、伐倒後の枝伐りなどは全員で当たりました。 最後に、後回しにしていた掛かり木を、ロープで引っ張って、外しました。 材の片付けまではできませんでしたが、次回の活動までの間の安全は確保しました。 アズマネザサ刈りは、安全な場所を選んで行いました。 集合写真は、中間の休憩時に撮りました。 帰り道、コウヤボウキの実が冠毛を立てていました。 |