里山倶楽部Ｂ
【2020/2/15 更新】

第 13 回里山倶楽部Ｂ（新たな伐採更新のためのアズマネザサ刈り 5日目） 日時　2020年 2月15日(土)　10:00〜13:00 場所　生田緑地 芝生広場上雑木林 A09-8 参加者　岩渕裕輝、宇治原敬志、藤間�X子、長澤正弘、吉澤正一 （かわさき自然調査団市民部会事務局）岩田臣生　　　6 名 芝生広場上雑木林のアズマネザサ刈りも 5 日目となりました。 この日の参加者は 6 人でしたが、里山ボランティアは初めてだという 20 歳代の若者の参加がありました。 活動は対象区域の中でも、活性度の高いコナラが残り、良好な樹林の状態にあると思われた西南の地区です。 実際の伐採更新区域を考えるために、谷戸側の境界となりそうな部分のアズマネザサ刈りを 2 ｍ程の幅で進めてみると現況地形図と実際の地形の違いが分かってきます。 谷壁斜面は急勾配で、常緑樹林化している部分の林床では、アズマネザサさえも消えています。 里モニ中大型哺乳類調査の定点カメラ設置場所を探して獣道を辿って見つけた根返りしたコナラ大木の全景を上から見下ろして、改めて、大きな木だったことを知ることになりました。 当該雑木林の林床は、長期間アズマネザサが密生していた斜面だから宝物と言えるようなものは何も無いと思われていましたが、消えてしまうことなく生き残っている植物があることも分かりました。 殆んど枯木状態の植栽サクラや、途中で折れて危険な状態にあるコナラなどは、早期に伐倒した方がいいと思いますが、 今年の春〜夏期はゆっくりと、若木、幼木、草本などを観察して楽しみ、秋以降、順次、伐採を始めれば良いと思います。 里山倶楽部は、生田緑地の自然を保全したいと考えて、行動する市民の活動です。 草木が展葉し、花を咲かせる季節には、それを楽しみながらの活動の仕方があると思います。 この日の宮前区から見る夕日は、富士山の上に沈みました。

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Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation