萌芽株保護のためのアズマネザサ刈り
日時 平成30年(2018) 9月 1日(土) 10:00〜13:30 場所 生田緑地萌芽更新地区 参加者 7年目 山下淳也(大学2年) 4年目 鈴木麻美、眞之介(小4) 3年目 池上幸一、陽子、豪一郎(小2) 2年目 新井みどり、康介(小3) 杉本 孝、貴子、莉彩(高2)、大知(小5) 1年目 小野寺まなみ、柚月(小6)、花柑(小4) 佐藤奈緒、天音(小2) (かわさき自然調査団市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美 19名 皆伐更新地区の植生管理は年 1 回程度で充分だと思いますので、暫くは、里山倶楽部Aのメインフィールドを萌芽更新地区にします。 この日は、昨年から今年 3 月にかけて伐採したクヌギ、コナラの萌芽株や実生の保護のためのアズマネザサ刈りを行いました。 活動を始める前に集合写真を撮りました。 萌芽更新地区はオトコエシが花盛りを迎えようとしていました。 4 月、7 月の里山倶楽部Aでアズマネザサ刈りをした場所は容易に立ち入ることができましたが、 その他の場所は、ムラサキシキブ、ヤマグワ、アズマネザサ、モミジイチゴ、タケニグサなどや、様々な夏草が繁茂していて、立ち入ることを妨げていました。 そんな茂みを伐開していくと、1 m程に成長したコナラの実生などもあって、いつの間にか成長していたことに驚かされる場面もありました。 また、萌芽枝はとっくに背丈を超えて、力強い茂みをつくっていました。 皆伐更新地区の活動は経験していたものの、萌芽枝が成長し始めた萌芽更新地区の活動は初めてという参加者は、萌芽更新の成長の速さに驚いていました。 萌芽更新が伝統的な里山管理の手法となった理由を実感しています。 オオカモメヅルの実がなっていました。 コナラの萌芽枝にツマキシャチホコ幼虫がいました。 ホウチャクソウの実がなっていました。 暑い夏の活動ですから、午前中で終わりにして、ツチアケビを観察しました。 昨年 9 月の里山倶楽部Aでアズマネザサ刈りを行った場所です。 何故か、アズマネザサ刈りをした翌年にだけ開花してくれています。 その後、市民活動室に戻って、お弁当を食べてから解散しました。 |