谷戸のセリバヒエンソウ駆除
日時 平成30年(2018) 5月 5日(土) 10:00〜15:00 場所 生田緑地 参加者 8年目 工藤真貴子、千穂(中1) 6年目 山下佳保里、真奈実(中2) 5年目 山下まい、ねのは(小5) 4年目 鈴木麻美、眞之介(小4) 3年目 猿谷久美子、明衣(中1) 2年目 新井みどり、康介(小3) 1年目 小野寺まなみ、柚月(小6)、花柑(小4) 和 佐代子、朋花(小5)、拓未(幼児) 佐藤奈緒、天音(小2) 山本栄行、優真(幼児) (かわさき自然調査団市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美 24名 第 2回里山倶楽部 A のミッションは、4月末の特別回でも実施したセリバヒエンソウ駆除です。 セリバヒエンソウは中国原産の外来種で、園芸店でも販売しているような植物ですが、非常に発芽率が良いので、種子散布が始まる前に抜き取って、 種子は回収、廃棄してしまう必要があると考えています。 整備事務所前に集合して、事務所の壁に上って蛹化しているキアシドクガ、チャバネアオツヤカメムシなどを観察しました。 活動場所までは、周囲の動植物を観察して歩きました。 オカタツナミソウが花盛りでした。 手摺の上には、クワゴマダラヒトリ幼虫、アカバキリガ幼虫、ヒメシロコブゾウムシなどが観察できました。 今回の活動場所に到着するまでに30分かかっていましたが、活動を始める前に、1回目の集合写真を撮りました。 午前中は、このメンバーで活動します。 子どもたちだけの自己紹介も行いました。 梅畑地区のセリバヒエンソウ駆除を始めました。 花期が終わって、種子だけになっているものも多く、目が慣れないと見つけるのが困難な株が多くありました。 虫好きの親子が、エゴシギゾウムシやアカスジキンカメムシを見つけました。 長靴を履いていた人たちには、メガネ池付近のセリバヒエンソウ駆除をお願いしました。 木陰から日当たりの良い場所に移動してくると、セリバヒエンソウは少なくなり、カナムグラが他の植物に絡んで伸びていました。 そんな所に、アカサシガメがいました。昨年も、この時期、この辺りで観察したことを思い出しました。 午前中の活動を終わりにして、木陰で昼食にしました。 アオスジアゲハがハルジオンの花に吸蜜に来ていました。 ヤマサナエ♂が見易い所に出てきてくれました。 アズマヒキガエルのオタマジャクシは手足が出て、上陸の準備を始めた個体も見られるようになりました。 田圃下の草地を調べていたら、合流部付近にも沢山のセリバヒエンソウを見つけました。 見に来てくれた親子と、この辺りのセリバヒエンソウ駆除を行いました。 ニッポンマイマイ、ヤマトシリアゲなど、多様な生きものがいたので、虫嫌いの子どもは大騒ぎでした。 この辺りは、殆ど、セリバヒエンソウ駆除を行っていませんでしたが、カナムグラが繁茂していた場所なので、今まで目立たなかったものと思います。 他の参加者は梅畑地区で午後の活動をしていました。 ある程度の成果を確認して今回の活動を終了することにして 2回目の集合写真を撮りました。午前中だけ活動の人が抜けて、午後から参加の人が加わりました。 片づけていないオダの支柱に、シオカラトンボ未熟?が止まっていました。 帰り道、オニグルミに白装束の生きものを見つけました。 オニグルミにいましたので、クルミマルハバチの幼虫と思われます。 手摺の上に、オオノコメエダシャク幼虫を見つけました。 整備事務所前まで戻ってから解散しました。 子どもの日にも拘わらず、こんなに大勢が里山倶楽部 A に参加してくれるようになりました。 今後は、里山倶楽部 B と同じように、午前中の活動に変更して、13:00 には解散することも、選択肢になると思いました。 |