里山倶楽部A 第 4 回
【2017/7/1 更新】
萌芽更新地区のアズマネザサ刈り、クヌギ苗植樹

日時 平成29年(2017) 7月 1日(土)
参加者  7年目 工藤真貴子、思由(高2)、千穂(小6)
     4年目 山下まい、ねのは(小4)
     3年目 鈴木麻美、美舟(小6)、眞之介(小3)
     2年目 猿谷久美子、幸喜(19歳)、明衣(小6)
   (生田緑地運営共同事業体)額谷悠夏
   (かわさき自然調査団)藤間X子
   (かわさき自然調査団市民部会事務局) 岩田臣生、岩田芳美         15名

第 4 回里山倶楽部Aは、雨が降ったり止んだりする天気でしたが、萌芽更新地区内の明るい場所のアズマネザサを刈って、そこに、倉庫前で育てていたクヌギの苗を植えることにしました。
苗は 4〜5 本を一つに、濡らしたイネワラで根を包むようにまとめて、バケツに入れて運びました。

普段は、雨の時や、前日の雨で濡れている時は、植生管理作業は行いませんでした。
しかし、苗を植えるタイミングとしては、濡れているぐらいが良いだろうと考えました。
弱い雨があがったところで出発しました。

谷戸に降りる階段の途中に、アカスジキンカメムシが死んでいました。


苗を植えるのに良さそうな場所は、アズマネザサを刈っていくと、自然に発芽した実生もありましたので、間隔を取って配置するのは難しく、悩みながら植えていきました。
穴を掘ってみると、土は乾いていることが分かりました。 本来なら、水を汲んできて、植えたところには、たっぷりと水を与えるべきなのだと思いますが、後は、降雨に任せることにしました。

区域上の木道に座って、お弁当を食べました。


この日は悪天候の中で、レインコートを着ての活動としては、頑張ったと思います。
様々な生物を観察できたのも良かったと思います。

ヒメヒゲナガカミキリがいました。

ヤブキリ、ササキリなどの幼虫もいました。

冬期に伐採したヤブムラサキ、ムラサキシキブなどは萌芽していて、葉上にはイチモンジカメノコハムシの幼虫、成虫が多数いました。

チャオビヨトウ?など、小蛾も多数いました。

ニッポンマイマイ、キセルガイ、アズキガイ、ヤマナメクジもいました。

ジャノヒゲ、コカモメヅルが花をつけていました。


この日のトイレには、アカエグリバがいました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation