生田緑地の植生管理

2009年度第13回市民部会
《菖蒲池南谷戸(A19)の植生管理(ヒサカキの伐採2)》


日時 2010/1/17(日)10:00〜13:00
場所 生田緑地菖蒲池南谷戸
参加 長田海音、下口達夫、寳田真衣、前田 宏
   山口泰民(北部公園事務所)
   岩田臣生(市民部会事務局、かわさき自然調査団)、岩田芳美(同)

冬らしい冷え込んだ朝です。噴水池も、奥の池も結氷していました。 飯室泥岩層の表面を滴り落ちる水滴は氷柱をつくっていました。 一部の氷の表面に不思議な虹が出ていました。

市民部会第13回は菖蒲池南谷戸(A19)の植生管理の続きを行うことにしました。
市民部会は、一般の市民が生田緑地の植生管理に関われる機会をつくろうとしていますが、広報が不充分との指摘がされていました。 今回、市民活動センターの「かわさき市民活動ポータルサイト」に掲載した案内を見て参加してくれた若い女性が一人いたことは 大変有り難く、ボランティア募集のメディアとして期待を持たせてくれました。

活動対象地のベンチコーナーに荷物を置いて活動開始です。

小学5年生の参加者には、岩田芳美がついて、四阿に近い谷底のアオキの伐採をしてもらいました。 枝切り鋏の方が安全だろうという配慮でしたが、自分の子どもの頃はナイフやノコギリを普通に使っていたので、 子ども扱いするのは良くないかも知れません。

他の参加者は上の方の園路沿いのヒサカキを伐採しました。

中間の休憩です。 生田緑地の谷戸で収穫された生田緑地米の玄米おにぎりを食べてもらいました。

一日の活動を終えて、お茶菓子を食べながら暫し、歓談しました。
目の前の林床や手摺り、小枝などに、ヤマガラやルリビタキが飛来し、のんびり座って静かにしていれば野鳥が近くまで来てくれる場所だということが分かります。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation