湿地地区の水路変更など
【2026/3/19 更新】

湿地地区の水路変更など
日 時)3月19日(木) 9:00〜12:00 曇
場 所)生田緑地 湿地地区、上の田圃

朝の生田緑地整備事務所裏で支度をしていたら、共同事業体の三門さんが来られて、この日、上の田圃に面した竹林の枯れ竹などを除伐すると知らせてくれました。
そこで、梅の木広場などに面している竹林の下端が、谷戸左岸水流に迫り出しているので、下端部を切り落したいと考えていること、 そのために下端部のモウソウチクを伐採してもらいたいことを話しました。
すると、その現地を教えてほしいというので、一緒に谷戸に降りました。
斜面下端部の状態について、湿地地区から見ていただいた結果、共同事業体が伐採してくれることになりました。

上の田圃にまわったら、崖面の枯れモウソウチクなどの除伐が行われていました。
この竹林は、谷戸に入る外光を遮ってくれる可能性があるので、基本的には、伐採しないでもらいたいと考えています。

一昨日、田圃から湿地地区までの谷戸左岸水流の泥上げを行いましたので、いくらか流量が増えたと考えていたので、 2日後の上の田圃の水の状態を調べました。
谷戸の水流の流量は極めて少ないため、期待していた程の大きな変化はありませんでしたが、土嚢堰の辺りまで、水が届いていました。


上の田圃の上の水路の泥底が見えていたので、この水路に溜まった泥を薄く剥ぎ取って、ここにも水を流すようにしました。

土嚢堰からの越流水は少し減らして、水位が少し上がるようにしました。

気が付いたら、下の段はすっかり溝掘りがされていました。
水が少ない季節なので、深く掘らない方が良いのですが、元には戻らないので、諦めることにしました。

田圃上の水路の水が流れても、田圃に入る水の量は変わらないのですが、木道から見た限り、少量ながら水が流れていることが視認できました。


湿地地区に移動して、本題の活動に着手することにしました。
湿地地区は、2004年に、水田ビオトープ班として、最初に着手した自然保全活動で、ススキ、ヒメコウゾなどが生えていた乾燥した土地を、 消えていた水草の復活を目指して、湿地化してきた地区です。
導入した水は、ハンノキ林から流れてきた水に、数年後から竹林下谷戸からの水を加えたものでしたが、 3段目の東端に池を掘って、そこから谷戸右岸水流に流していました。
ところが、上の田圃は、谷戸左岸水流から導水していますので、田圃に入れる水を増やすためには、谷戸左岸水流の流量を増やす必要があります。
そのために、谷戸右岸水流に流していた水を、谷戸左岸水流に流すようにすることにしました。
田圃から湿地地区までの泥上げを行いながら地面の高さ関係を調べて、湿地3段目から左岸水流に繋げることが適当であると判断しました。
今回は、実際に水路を掘ってみて、可能性を検討することにしました。

谷戸左岸水流に繋げる水路は、この場所に決めて、アズマネザサなどを刈って、湿地地区3段目の水路に繋ぐルートを設定しました。
左岸水流に繋げようと考えていた場所には穴が開いていて、覗くと、左岸水流が見えました。
この場所で、同じ高さまで下げておいて、勾配をつけずに水流につなぐことが可能です。

湿地地区3段目には、枯れたミヤマシラスゲなどが絡み合って地表を覆っていました。

それから、2004年に掘った池まで踏査しましたが、池に向かって、緩い傾斜がありました。
これを逆転させなければならないので、水路づくりは大変だろうと思いました。
実際、繁っていたミヤマシラスゲなどの枯草の下には水がありました。
今回は、その池の手前で水を止めることにして、枯草を積み、泥を載せて、踏みつけておきました。

それから、左岸水流接続部からの新たな水路を掘っていきました。

水流に繋げる辺りは、60cm程は掘り下げる必要があると思います。
次回以降、集中して、水路づくりを行いたいと思います。





田村さんには、2段目の水草を繁茂させておいた場所の攪乱をお願いしました。



かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

/