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ハンノキ林の水辺保全 日 時)12月9日(火) 9:00〜12:00 曇時々晴 場 所)生田緑地 ハンノキ林(A07) 活動者)岩田臣生 ハンノキ林西側地区の水辺保全については、ハンノキ林西の池からの水流について、今まで続けてきた"連続する水溜まりづくり"を継続することで良さそうです。 問題は、ハンノキ林東側地区の水辺保全ですが、その方法を見つけられずにいます。 現状としては、水の状態について、少しずつ調べています。
(上図)12/9(火)の活動場所図 水溜まり穴01は、9/11(木)、9/13(土)に、水溜まりづくりのために伐採材を置いて、泥上げを1度行っただけで、今まで、水は涸れずに開放水面ができています。
この少し下側の水溜まり穴02は、谷を横断する形で水溜まり穴を掘るつもりで、9/25(木)に掘ったのですが、谷を横断しきれていません。 水は涸れずに、小さな池の状態が続いています。
水溜まり穴03は、最初は 9/23(火)に掘ったものですが、 11/25(火)には、水溜まり穴03を東側の水流の溜め池にするために、ハンノキの伐採材を4本積んで、堰堤をつくることを試しました。 しかし、12/4(木)は、水が消えていましたので、11/25(火)に材を積んだ堰堤からの水漏れを止めるために、粘土の貼り付けを行いました。 12/9(火)は、水は涸れずに残っていましたが、水が増えて溜まっているとは思えませんでした。
この日の課題は、斜面の裾部には水が絞り出されていると考えて、斜面の裾部を削って、水溜まり穴を繋げることにしました。
斜面裾部を削り取って、溝を掘ったら、その深さに達すると直ぐに、水が染み出してきました。
次回の活動時に、この水溜まりの水の状態を観察して、水があるなら、他の水溜まり穴についても、同様の方法で、常に水があるようにしたいと思います。 渇水期でも、水溜まり穴に水がある状態にすることが、第一段階として必要な条件だと思います。 今まで掘ってきた水溜まり穴は、想像した水流の流心に掘ったものでした。 この方法で水溜まり穴の水涸れを止めることができるなら、他の水溜まり穴も、同様に斜面裾部に繋げていけばよいことになります。 水が潤沢な時期には、水溜まりの水面が繋がって、水流をつくるので、その流れ方をイメージして、流路をつくっておけば良いと思います。 |
かわさき自然調査団の活動