ホタルの国のホタル・ガイド・ボランティア 第5回
【2025/6/14 更新】

ホタルの国のホタル・ガイド・ボランティア(5)
日 時)6月14日(土) 19:00〜20:50 雨
場 所)生田緑地ホタルの国
活動者)岩田臣生、伊澤高行、北川英樹、政野祐一、水上 健

参加者は、29組、88名でした。
18:49 整備事務所裏 気温 27.5℃、湿度 64.8%、雨
雨でも、羽化した成虫は、体力のある限り、飛翔発光してくれると思うので、その状態を調査しなければならないと考えているので、 ホタル観察会を中止するつもりはありませんでしたが、どうでしょうか。
この日は霧雨程度ではなく、本格的な雨になりましたが、入国者は気にしていないようでした。
勿論、階段が滑ることは覚悟しなければなりません。
伊澤を先頭に、残る3人にも、適宜、列の途中に入ってもらって、私は最後尾から、傘を差して、ゲートを入りました。
参加予定者のうち数人が到着していないということでしたが、 普通に雨が降っているので、ホタルが飛び出してくれたとしても、早い時間に休んでしまうと思ったので、待たないことにしました。
ピクニック広場東の階段の上は樹木が茂っていますので、暗いため、ゆっくり時間をかけて、降りてもらいました。
ハンノキ林上のデッキの辺りまで降りたら、飛翔発光しているホタルが1匹いました。
そして、そのホタルに吸い寄せられるように、観賞し始めた参加者を促して、木道を先に進ませました。
しっかり、雨が降っているので、大きな樹木の下の雨が当たらない場所で発光してくれると思っていましたが、 この日のハンノキ林では、雨粒が当たりそうな開けた場所でも、飛翔発光していました。
皆さんを置いて、先を急ぎ、ホタルの里から調べさせてもらいました。
この日は、私は、戸隠不動尊見晴台下の樹林には見つけられませんでした。
ただ、田圃の上に出ようとしていたホタルをヤマグワの樹陰に見つけました。
2mほど飛び出したのですが、雨に当たったのでしょう、直ぐに戻ってしまいました。
また、田圃奥のミズキの中でも、飛び出せずに、発光しているホタルがいました。
梅ノ木広場からは、湿地3段目〜畑の上で飛翔発光するホタルが7匹観察でき、観察している人が数人いました。
ここの階段の上のヤブの中にも、飛び出せずに発光しているホタルがいました。
竹林下デッキからは、竹林下水流の上空で飛翔発光しているホタルが2匹観察でき、湿地側でも4〜5匹を見つけられましたが、 ハンノキの枝の中で発光するだけだったり、飛び出しても、直ぐに戻ってしまうなど、観賞者を楽しませてくれる飛翔発光はありませんでした。
この雨の中ですから、よく飛んでくれたと思います。
ハンノキ林では、アズマネザサや低木を刈る時にイメージしていた飛翔発光が見られましたが、数は18と考えました。
全域のピーク時出現数は、合計すると35となりましたが、飛翔発光の数は少なかったと思います。

20:30 事務所裏 気温 27.7℃、湿度 72.5%


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