田植え後の田圃の管理など
【2025/5/29 更新】

稲田公園児童プールの鍵の受け取りなど
日 時)5月29日(木)8:20〜10:10 晴
活動者)岩田臣生

多摩区道路公園センターで、公園使用許可証を受け取り、稲田公園児童プールで、多摩区道路公園センターの担当者3名が行っていた児童プールの排水弁の開閉確認に立会い、 施設の鍵を受け取り、施設の解錠手順の再確認を行いました。

調査団では、2004年に、川崎市北部公園事務所から稲田公園児童プールの夏期開業を前に、ヤゴなどを全て下水に流すことについて相談され、 棲息するヤゴを採集して、できるだけ羽化させ、川崎の空に放してやることが適切であると考えました。
そこで、翌年(2005年)開校した里山の自然学校のプログラムの一つとして、プールのヤゴの救出作戦を組み込みました。
今年は、21年目の里山の自然学校で、6/1(日)に、プールのヤゴの救出作戦を開催する予定です。
そのため、4/25(金)に、多摩区道路公園センター利用調整担当に、公園施設利用許可申請および利用料の減免申請を送信しました。
使用許可がおりたことは、電話で知らせていただきましたが、施設の鍵を受け取る時に一緒に受け取ることで了解をいただき、 5/29(木)に両方を受け取りたいことを、5/19(月)にメールでお願いしました。
このため、朝8時に、この日の活動には遅れることを、水田ビオトープ班MLで知らせました。
8:20 には自宅を出て、9:00過ぎに、道路公園センターに到着しましたが、担当者が稲田公園児童プールに行っているというので、 稲田公園児童プール使用許可証を受け取って、施設の鍵の借用書を提出して、稲田公園児童プールに向かいました。
稲田公園児童プールで、多摩区道路公園センターの担当職員にお会いし、プールの排水弁が全開できることを確認させていただき、 施設の鍵を受け取り、施設の解錠手順を再確認してから、生田緑地に向かいました。


田植え後の苗の植え直しなど
5月29日(木) 10:10〜12:40 晴
場 所)上の田圃
活動者)岩田臣生、伊澤高行、鈴木潤三、田村成美

5/27(火)、下の田圃には水面が広がっていなかったので、田植えの状態を確認することができませんでした。
そこで、一日かけて、水漏れ穴補修など、上の田圃の下の段を湛水させるための活動を行いました。
その結果、湛水したのかが気になっていましたが、この日、下の段は湛水していました。
しかし、同時に、大部分の苗が浮いていることが分かりました。
苗の根を土の中に、しっかり押し込まれていなかったことが判明するまでに、4日もかかってしまいました。
このままにしておいたら、浮いている苗は枯れてしまうでしょう。
4/4(金)にコシヒカリの種籾2kgを浸種し、4/22(金)に育苗箱10枚に播種し、5/25(日)の田植えまで育てた苗の大部分が枯れてしまうのを、黙って見ているわけにはいきません。
まず、下の段を急いで湛水させるために、少し高さを下げていた上の段の堰に泥寄せを行って、高くしました。
それから、伊澤と一緒に、苗の植え直しを行いました。
田植えが済んだら、1ヶ月は田圃に入ってはいけないと、元の地主さんから教えられていましたが、この状態では植え直すしかないと判断しました。
それでも、根着き始めている苗もありましたので、入る場所をつくりながら、その周りを植え直す作業を繰り返していきました。
土が田圃の土になってきた分、移動は不安定で、倒れそうになりながら、やっとの思いで、できるだけの植え直しを行いました。
後は、少しでも多くの苗が着根して、育ってほしいと願うだけです。






ヤマトクロスジヘビトンボの死骸が水面に浮いていました。


鈴木と田村は、田圃下草地でカナムグラ刈りに興じていました。

帰り道で、イチモンジカメノコハムシ幼虫に出会いました。


生田緑地整備事務所裏で、使った道具の手入れを行ってから、6/1(日)のプールのヤゴの救出作戦のための準備を行って、必要な道具を車に積み込んでから帰宅しました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

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