田植え後の田圃の水漏れ補修など
【2025/5/27 更新】

田圃の水漏れ補修など
日 時)5月27日(火) 8:30〜12:040 曇
場 所)上の田圃地区
活動者)岩田臣生

前日の5/26(月)は、11:00から、城山下谷戸の木道改修工事について、生田緑地整備事務所、濱本木材(株)との現地協議がありましたが、協議終了後に、 5/25(日)に田植えを行った田圃の状態を確認したら、田圃の水が涸れていたので、湛水させるための活動を行うことにしました。

(次の写真)5/27(火)朝の上の段

(次の写真)朝の下の段


水涸れの原因は分からなかったので、先ずは、田圃に入る水を増やすことを考えて、導水路の水漏れ穴を塞ぐ活動を行い、田圃上水路の泥上げを行いました。
次に、田圃の中からの水漏れを無くすために、田圃の畦を点検して、怪しい穴をイネワラと土で塞ぎました。
田圃に入る水が少し増えたことが分かったので、下の段の水漏れ補修を確認していきたいと思い、上の段を湛水することは後回しにして、 堰を越えて、水が下の段に入るようにしました。
上の田圃地区には、シオヤトンボ(オス)、シオカラトンボ(オス)が観察できました。



やるべきと思ったことは行ったので、時間つぶしに、城山下谷戸の合流部に行きました。
田圃下草地には、ヒメジャノメが群れていました。

ヒルガオが咲いていました。

谷戸の右岸の水流につくりかけた落枝ダムを点検しました。
本格的な堰き止めは行っていませんでしたが、20cm程の水深の水溜まりができていました。
このぐらいなら長靴で入れるので、暫くは、この程度で様子をみようと思います。

先日、手入れを行った水溜まりには、水が入っていました。


木道に戻って、下の田圃、ヨシ原の池の状態確認も行いました。
木道脇のヨシには、ナミテントウが来ていました。


上の田圃に戻ったら、水面が広がり始めていました。
水面が広がったのが分かったのか、カルガモが来て、せっせと何かを漁っていました。


キバラガガンボがいました。

谷戸左岸の水流の流量は多くないようです。
思ったほどには、水面は広がっていませんでした。

帰り道、ヤブムラサキに、キスジホソマダラがいました。

モミジの枝先に、ヒトツメカギバがいました。

あちこちに、クモの団居が見られました。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

/