水辺保全
【2025/5/11 更新】


田圃と湿地地区の観察など
日 時)5月11日(日) 12:30〜13:30 晴
場 所)上の田圃、湿地地区
活動者)岩田臣生

樹林倶楽部に参加した後、田圃の水の状態を見ておくことにしました。
上の田圃の下の段は、水が少なめで、土嚢堰からの排水は止まっていました。
上の段からは、少ないながらも流れていたので、田圃の畦からの水漏れがあると思いました。
樹林倶楽部
上の段は、干上がっ泥面が辛うじて消えそうになっていました。
樹林倶楽部
田圃周りの草地には、ヤマサナエがいました。
ミヤマシラスゲの花が終わって、実になっていました。
ヤマサナエ
上の段の泥面に、シオヤトンボ(オス)が休んでいました。
シオヤトンボ

気になったので、湿地再生地区にも寄りました。
ハンノキ林からの水路に水漏れがあり、そこで水が消えていましたので、これを補修しました。
地区内は、ハルジオンが花盛りで、そこに、多数のクロハナムグリが訪花していました。
こんなに沢山のクロハナムグリを観察したのは初めてでした。
クロハナムグリ
その中に、タデマルカメムシもいました。
タデマルカメムシ
また、コチャバネセセリも来ていました。
コチャバネセセリ
タイワンキシタアツバが草陰にいました。
タイワンキシタアツバ
チャオビヨトウ?もいました。
チャオビヨトウ

水が止まってからの時間は長くなかったようです。

帰り道の探勝路沿いには、オカタツナミソウが花盛りでした。
オカタツナッミソウ

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

/