生田緑地の生物多様性保全活動


湿地地区3段目のアズマネザサ等のヤブ刈り  
日時:2025/4/10(木) 9:00〜12:00
活動参加:岩田臣生、田村成美
場所:生田緑地 湿地地区(B05)

湿地地区3段目は、半分をアズマネザサなどのヤブの状態にしています。
これは、下側の畑との緩衝地帯として、また、冬期のアオジ等、冬鳥の居場所として、保全しています。
そして、毎年、4月初旬に、年1回の刈り払いを行っています。
今朝は、一人でしたが、
昨年は、4/16(火)に一人で実施していますので、 一人でもできると思い、この活動を行うことにして、谷戸に降りました。

先ずは、一昨日(4/8)の活動で、田圃状の水域にした2段目の状態を確認しました。
伐採材で堰き止めただけでしたが、水は抜けていませんでした。

2段目の水路の末端部にあった水漏れ穴は、イネワラ補修を行いました。


そんなことをしていたら、田村が到着しました。
2人なら、3段目のヤブ刈りは、昨年よりも丁寧に、実施できるはずです。
そこで、先ず、材の置場づくりから始めることにしました。
昨年、材を積んだ場所には、その後、低木などの伐採材も積んでいたので、その上に積むのは難しくなっていました。
そして、その材の山の奥(隣)のヤブを切り開けば、かなり大量に置ける空間が生まれると思われました。
そこで、その場所の片付けから始めました。
1人だったら、湿地地区3段目に残しているヤブの刈り払いだけで済ませたと思いますが、2人なら、そのぐらいの余裕はあると判断しました。


材の置き場所は、十分な広さで確保できました。
本題の、3段目のヤブの刈り取りを始めました。
この場所は、昔は、殆んど、オギで占められていて、アズマネザサが少し混ざるような状態でした。
この日の状態は、アズマネザサ、ヒメコウゾ、セイタカアワダチソウと思われる枯草などが殆どで、オギは少なくなっていました。
太いヒメコウゾは、ノコギリが必要でしたが、殆んどは、桑切鎌で伐れました。
ただ、暑くて、風通しの良い所に移動して、休むことが、数回ありました。












雑な刈り方になった所も多々ありましたが、12時になったので、終わることにして、帰りました。


かわさき自然調査団の活動

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