谷戸の水辺保全など 日時:2024/6/11(火) 9:00〜12:00 活動参加:岩田臣生 場所:生田緑地 ●暗闇坂のナラ枯れ木伐採計画についての協議 日時:9:00〜9:40 場所:生田緑地整備事務所裏の水田ビオトープ班の倉庫 参加:岩田臣生 生田緑地整備事務所(北澤千晴、村上絢音) 論点:受け取った提案は、全てのナラ枯れ木を伐倒して、そのまま谷戸に落とすだけの計画でした。 生田緑地の管理者には、伐採後の雑木林の更新について考えてほしいと答えました。 伐採した材を何処に、どのように置くのかを考えて、新たな発芽を期待できる裸地を創出してほしいとお願いしました。 ●湿地地区の水辺保全管理 日時:9:50〜11:30 場所:湿地地区 参加:岩田臣生 6/7(金)〜6/9(日)の3日間のホタルの出現状況と飛翔発光を観察していて、湿地地区の水の状態がおかしいと感じていたので、湿地地区の水辺を調べました。 湿地地区1段目では、ハンノキ林からの水流が3つの大きな穴に飲み込まれて、その先は水涸れしていました。 オカウコギは実をつけていました。 ヒメシロネは大きく育っていました。 水漏れ穴を塞いで、水を流しながら、水路の草刈りを行いました。 水路の畔には、コケが生えていました。 ツバメシジミが現れました。 湿地地区2段目は、末端付近に2つの大きな穴があって、3段目に落ちているはずの場所に水がありませんでした。 ホタルの飛翔発光の違和感は、ここに水が無いためだったのだろうと推察されましたので、水漏れを補修して、水面を広げました。 ●久しぶりに、暑さを感じて、竹林下デッキのベンチで休憩しました。 WBGT 23.9 でした。 気温 28.8℃、湿度 54.3%、晴、弱風 ●上の田圃の状態を観察しました。 導水路に土砂が溜まって、水はパイプの上に溢れていましたので、泥上げを行って、木道下パイプの通水を確認しました。 田圃の苗は、根付いた株は元気に茎葉を立てていました。 心配しましたが、植えた苗の5〜6割程度は生き残っているようです。 ●木道の上を覆うように張り出した枝の剪定 木道の住宅地側には、ホタルの棲息環境に配慮して、外光を遮るための樹林を育成中です。 昨年、この樹木を伐採されることがあったため、伐らないように注意する看板を立てました。 そのために、通行時に頭に当たるような枝葉でも伐ることを躊躇ってしまうのか、通行上に支障を来すような枝が放置されていると思われました。 状態を確認しながら、これらの枝を剪定しました。 12時になってしまったので、帰途に着きました。 |
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