生田緑地の生物多様性保全活動


谷戸の水辺の状態確認と梅ノ木広場地区のアズマネザサ刈りなど  
日時:2024/3/28(木) 9:45〜12:00 曇
場所 生田緑地 上の田圃下草地、梅ノ木広場
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、田村成美

8:50〜9:10 今朝は、活動に入る前に、シダ植物班、地学班、野鳥班などとの年度末の会計事務を済ませました。
 場所 生田緑地ビジターセンター2階
 参加者 佐野悦子(野鳥班班長、昆虫班)、大貫はるみ(シダ植物班班長)、村田行正(地学班班長)

その後、川崎市青少年科学館に行って、久保愼太郎・青少年科学館館長に、令和5年度市域の生物調査および自然史資料(標本)収集・作製の報告書を提出しました。

9:45 生田緑地整備事務所裏の倉庫に寄って、必要な道具持って、谷戸に降りました。


今年は、開花が早いはずのアオイスミレが未だ咲いていません。
タチツボスミレが初めに咲き出して、今朝は、ナガバノスミレサイシンが咲き始めました。


曇っていましたが、辺りには春の光が満ちていました。
今日は、梅ノ木広場の活動の続きを行うつもりでしたが、その前に、水辺の状態を点検し、城山下谷戸合流部の水流の土嚢堰を一段高くしておくことにしました。
水流は、降雨時に、生きものが流されてしまわないように、また、渇水期にも、水が残っている部分があるように、いくつもの水溜まりが数珠状に連なる状態したいと考えています。



上の田圃下草地中央につくっている水路は水涸れしていましたので、水漏れ穴を塞いで、水を流しました。


上の田圃の土嚢堰が越水ではなく、下の方から漏れ出していたので、水漏れ穴を探して、埋めました。


水辺の点検補修を済ませておいて、梅ノ木広場のアズマネザサ刈りの続きを行いました。








手間取りましたが、侵入していたモウソウチクを除伐し、梅の木の下のアズマネザサのヤブは刈り払いました。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation