生田緑地の生物多様性保全活動


水辺保全、アズマネザサ刈りなど  
日時:2023/10/31(火) 10:00〜14:30 曇
場所 生田緑地 ハンノキ林(A07-07、A07-08)
参加者 岩田臣生

谷戸に降りると、木々の黄葉が始まっていましたが、アザミの花で、ホウジャクの仲間が吸蜜していました。


ハンノキ林周辺は、ナラ枯れ大径木が数本あるために、通行禁止区域になっています。
通り抜けるだけなら、瞬間的なことなので問題ないと思いますが、保全活動中は、周囲の音に対する注意を怠りがちです。
少し恐いのですが、枯損木から離れた場所から活動を始めることにしました。
ウメモドキが赤い実をつけていました。



今回は、前回 10/26(木)の活動で行った場所に接する場所、ハンノキ林の北端部(A07-08)です。

A07-08 の辺りの低木層の伐採、倒木の除伐、草本層の刈り取りなどを行い、ハンノキとタマアジサイの周囲を明るくするようにしました。
また、木道に近い側の水流について、できるだけ溜まった泥を上げて、水溜まりの開放水面をつくりました。




タマアジサイがまだ花を残していました。

サンショウが黒い種子をつけていました。


東支谷戸 A07-07 は、ここで発芽した幼木が育ち、アズマネザサが繁茂していましたが、左岸斜面際のアズマネザサを刈りながら進んで、 ナラ枯れ大木を伐倒した時に、伐採材を玉切りにして置いた場所の状態を観察しました。
それから、アズマネザサを刈りながら、水が染み出している場所を探しましたが、見つかりませんでした。
更に、貴重種の群落の状態を確認するために、アズマネザサ刈りをしながら進みました。
この群落は枯れてはいませんでしたが、中央部に、径 15cmほどの落枝がありました。
この落枝は取り除いておきたいと思いましたが、長さがあり、時計を見たら、14:10 でした。
14:30からの会議に出席するために、今回は諦めました。



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