生田緑地の生物多様性保全活動


生田緑地ホタルの国のホタル・ガイド・ボランティア (1)  
日時:2023/6/9(金) 19:00〜20:00 曇
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生、伊澤高行、北川英樹

夕方の谷戸を観察するつもりで、集合時間より早く谷戸に入りました。
昨日、6/8(木)に草刈りを行った梅ノ木広場は、草刈りを済ませたとは思えない状態で、草刈りのやり方を考えないといけないと思いました。

上の田圃地区の木道と住宅地との間は、ホタルの季節に外光を少なくするために樹林を育てている場所です。
樹種は選ばず、自然に生えてきた樹木を育てています。
漸く樹林らしくなってきていましたが、その一部が伐採されて、住宅地が丸見えになっていました。
指定管理者といえども、共有した植生管理計画に沿って、市民活動団体が植生管理を行っている場所を、無断で植生管理してしまうことは、 生田緑地の自然を守るための基本的なルールに反すると思います。
現場の職員が代わると、作業優先で、自然を無視した行動が起こります。
ホタルの国を運営している、この季節のための樹林を管理者が伐採してしまったという事態は悲しいことでした。

忙しい日々の中、いつの間にかホタルの季節になっていて、気持ちがホタル・モードになっていませんでした。
曇なので、夜なのに明るく、また、昨夜から今朝にかけての降雨の影響か、空気が湿って、遠くが霞んでいる感じでした。
ハンノキ林地区を除いてのホタルの出現数は 15程度でしたので、ホタルの国としては良い状態だったと思いました。
また、入国者を 50人に制限してくれたので、気になる人混みにはならずに、家族毎に、ホタルの光の舞を楽しんでいたと思います。

上は、この日のホタル・ガイド・ボランティアの3人です。
集合場所が生田緑地整備事務所から遠いので、集合写真撮影用のカメラや三脚、参加者のお茶や茶菓子などを運ばなければならないことは負担でした。
これは、次回以降、考えなければならないと思いました。


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