生田緑地の生物多様性保全活動

城山下谷戸分岐周辺のアズマネザサ刈りなど
日時:2022/3/17(木) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 城山下谷戸分岐周辺(B10-1)
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、井口 実

この日の活動場所は下図の赤斜線部です。
生田緑地整備事務所から芝生広場には尾根路を降りましたが、途中の路上に、猛禽に襲われたと思われる野鳥の羽がありました。



ここは、2010/10/23 に市民部会を開催して、植生管理について意見交換を行い、 12/11 に、アオキ伐採し、アズマネザサのヤブを刈ったのが活動始めでした。
城山下谷戸の水辺として管理するつもりで開始しましたが、水流は直ぐに伏流してしまい、この日も、デッキの直ぐ下で消えていました。
樹林は少しずつ枯れて、林床は明るくなり、アブラチャンの実生が育ち、樹高 2m程に育ち、開花するようになった株もありました。
丁度、アブラチャンの開花が始まる時期でしたので、辺りには、黄色の霞がかかり始めていました。
道標近くにあったエノキの大木は、7〜8年前にキクイムシが侵入し、数年後には枯れて、危険になったため伐採されました。
アズマネザサ刈りは行ってきましたので、アズマネザサは全体的には衰退していましたが、落葉掻きを行っていなかったため、林床の落葉層は厚くなっていました。
それでも、その落葉層を掻き分けて、アオイスミレが広がって、開花し始めていました。
ここでも、ミヤマカンスゲが大株になって広がっていて、開花終期を迎えていました。
短時間でしたが、ウグイスが鳴き、コジュケイが警戒するような声を出していました。











かわさき自然調査団の活動

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