生田緑地の生物多様性保全活動

竹林下水流の保全活動
日時:2021/10/14(木) 10:00〜12:00 曇後晴
場所 生田緑地 湿地地区(B05)、竹林下地区(A08)
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、田村成美


竹林下水流が湿地地区(B05) に入る所で水漏れを起こしていたので、まず、これを補修しました。
湿地地区(B05) 内に大量の土砂が溜まっていて、水路底が周囲より高くなっていましたので、その部分の泥上げを行いました。
湿地地区(B05) の水が流れ出すのを確認して、竹林下水流の泥上げなど保全活動にかかりました。



この水流の最上部につくってきた池に溜まった泥上げから始めました。
地区中央部には、大きな落枝がありましたので、これを処理しました。




大きな落枝を片づけた後、下流域の泥上げも行いました。
水面はなかなか繋がりませんでしたが、この日の活動は終えることにしました。





活動終了後に、上の田圃に水が入っていなかったと聞いたので、竹林下デッキで解散して、上の田圃の状態を観察しに行きました。
上の田圃の導水路の水深が浅くなっていたので、ジョレンを使って、泥上げを行いました。
10匹ほどのシマアメンボが忙しそうに動き回っていました。
田圃はヒツジが 30cmほどに伸びて、田植え後のような景観をつくっていました。
水の状態は問題無く、湛水していました。
秋の日差しに照らされた田圃には、マユタテアカネが 5〜6匹群れていて、連結しているペアもいました。
稲刈りが済んでから、田圃に来る度に、気になって、観察していましたので、嬉しい出会いでした。
ツマグロヒョウモン、キタキチョウ、クロアゲハなども飛んできました。



田圃の周囲には、ミゾソバが咲き乱れていました。



かわさき自然調査団の活動

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