生田緑地の生物多様性保全活動

稲刈り準備<上の田圃の水を落とす>と
環境省モニタリングサイト1000里地調査
生田緑地哺乳類調査定点カメラ設置

日時:2021/9/25(土) 10:00〜12:30 曇後霧雨
場所 生田緑地 上の田圃地区、谷戸
参加者 岩田臣生

明日の稲刈りのために、水を落としておくことにしました。
谷戸はツリフネソウの開花盛期に向かっているので、訪れる度に、楽しくなります。
ただ、今年は、カナムグラ刈りを十分に行えなかったので、カナムグラの雄花が一緒に咲いています。

排水堰の土嚢を移動させて、手網をセットして、排水しました。


下の田圃は、当日の朝、流入している水を止めます。
木道の両側の草地のミゾソバ、オオミゾソバ、ツリフネソウなどが咲き始めていますが、雨に濡れています。
吸蜜に訪れるホウジャクの仲間も、数が少ないようです。



さて、9/21(火)に回収したセンサーカメラを、もう一度、設置しようと思うのですが、どこに設置するかが問題です。
上の田圃を出発して、下の田圃の状態を観察して、戸隠不動尊跡を通って、城山下谷戸に降りました。
株立ちのアブラチャンの幹に、10匹ほどのミスジマイマイがいて、食事中のようでした。

生物保護区の湿地の状態も観察しましたが、ヤブミョウガが繁茂して優占していて、哺乳類の活動の痕跡は見つけられませんでしたので、今回は、この地区の設置は諦めました。
この城山下谷戸の谷底部と芝生広場上雑木林の上端を結ぶ尾根を登って、定点Aに設置しました。
十字に交差している鮮明な獣道を撮影するように、センサーカメラを設置しました。


次は、園路を上って、生田緑地整備事務所の裏手、定点Tを目指しました。
オトコヨウゾメが真赤な実をつけていました。

雑木林に入って、定点T辺りを調べましたが、斜面は雨水が洗っていて、獣道は見つけられませんでした。
フィールドサインのようなものも、見当たりませんでしたので、そのまま、斜面を降って、アズマネザサのヤブを漕いで、萌芽更新地区の上に出ました。
雑木林を出たら、霧雨が降っていました。
ハンノキ林を抜けて、湿地地区の状態を観察しました。
一面に、ミゾソバが咲いていました。

竹林下の水流の状態も、見に行きましたが、大きな落枝が転がっていたので、諦めて、引き返しました。

明日の稲刈りのために、体力を温存させておきたいので、霧雨の中の活動は止めることにしましたが、田圃の水が落ちたかどうかを見てから、帰ることにしました。
田圃の水は、外周の溝に水を残しているだけになっていました。
オダ場辺りのツリフネソウも、盛期に近づいています。
これで、明日の早朝に、水を落としに行かなくても済みます。
明日の予報は曇でしたが、楽しい稲刈りになることを祈ります。






かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation