生田緑地の生物多様性保全活動

上の田圃の下の段の代掻き
日時:2021/4/22(木) 10:00〜12:30 
場所 生田緑地 上の田圃
参加者 岩田臣生、河野 実

4/18(日)、里山の自然学校<春の里山>の活動中に、土嚢が外されて、水が落ちていたのに気がついて、積み直した土嚢堰は機能していて、田圃は湛水していました。
この湛水した状態で、下の段のみの代掻きを行い、田圃の中を水面にしました。
後は、水を涸らさなければ、田植え前に 1 回、均し目的の代掻きを行えば良いと思います。



シオヤトンボ(メス)が挨拶にきました。


トモエソウ保護、セリバヒエンソウ駆除、アズマネザサ刈りなど
日時:2021/4/22(木) 11:00〜14:00 
場所 生田緑地 
参加者 岩田芳美

昨年、プランターに播種、発芽させたものの、そのままにしてあったトモエソウが発芽してきたので、少しだけ、ピクニック広場に移植し、アズマネザサ刈りやセリバヒエンソウ駆除などを行いました。



保全状態および生きもの観察
日時:2021/4/22(木) 12:30〜14:00 
場所 生田緑地 ヨシ原地区、下の田圃地区、湿地地区、ハンノキ林地区、萌芽更新地区、その他
参加者 岩田臣生

生きものの賑わう季節になりましたので、保全状態観察を兼ねて、生きもの観察を行いました。
湿地地区のヤマザクラが実をつけていました。

上の田圃地区のムクノキ、ヒメコウゾなどが開花していました。


湿地地区の水は問題ありませんでした。
シオヤトンボ(オス)が水辺に陣取っていました。
ダイミョウキマダラハナバチでしょうか、ハルジオンの花で吸蜜していました。
フタリシズカの葉上に、センブリの仲間がいました。




生田緑地の各所に、タマノカンアオイ、エビネ、キンラン、ギンラン、ウラシマソウ、マムシグサなどが咲いていますが、余り目立たない樹木の花の観察も面白いと思いました。
高木は難しいですが、コマユミ、ハナイカダ、ツリバナなどは近くで観察できます。





かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation