生田緑地の生物多様性保全活動

上の田圃の水漏れ補修、梅畑広場のアズマネザサ刈り、竹林の枯竹除伐など
(田圃の蛙合戦が始まりました!)

日時:2021/3/4(木) 10:00〜12:30 
場所 生田緑地 上の田圃地区(B06)、梅畑地区(C02)、竹林地区(A08)
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

【上の田圃の水漏れ補修】10:00〜10:30
アズマヒキガエルの蛙合戦の季節になってしまいました。
3/1(月)に水漏れ箇所を見つけて補修する活動を行いましたが、その結果の水の状態を確認して、必要なら、更なる水漏れ補修を行うつもりで谷戸に降りました。
上の田圃の上の段は湛水していましたが、下の段は畦沿いに水面をつくっていたものの、そこ以外は涸れていました。
水漏れを止め切れていないかも知れないと思っていた水路末端部の畦の外側を掘ってみて、水漏れがあることを確認して、水漏れを起こしていると思われる場所に手を入れました。
その他の水漏れを起こしているのではないかと思われる場所も、水漏れ補修を繰り返しました。
元々の水の流量が少ないので、手を入れたことの結果が現れるまでには時間がかかりそうでしたので、水漏れ補修は中断して、竹林に移動しました。





【梅畑広場のアズマネザサ刈り】



【竹林の枯竹除伐】10:50〜12:30
竹林の枯竹の除伐を行いました。
前回の枯竹除伐は、2年半前の 2018/11/17(土) の里山倶楽部Bで行った除伐でした。
1 時間半ほど活動して、30本ほどを除伐したと思いますが、中に入って活動してみて、枯れモウソウチクが沢山あることが分かりました。
急斜面で足場が悪く、枯れているので軽くて楽かと思ったのですが、生竹は柔らかいのに枯れた竹は硬くなっているので、生竹とは異なる扱い難さがありました。
マンパワーとして、1 回で全ての枯れ竹を除伐できないのであれば、毎年実施する必要がありそうです。






アズマヒキガエル蛙合戦観察、上の田圃の下の段の水漏れ補修
日時:2021/3/4(木) 12:40〜14:00 
場所 生田緑地 上の田圃地区(B06)、
参加者 岩田臣生、岩田芳美

この日の枯れモウソウチクの除伐活動を終えてから、上の田圃の水の状態を観に行って、アズマヒキガエルが集まっていることが分かりました。
上の段は辛うじて湛水できたので、蛙合戦に間に合いましたが、湛水状態を継続できるようにしなければなりません。
上の段や水路などに、30匹ほどのアズマヒキガエルが集まっていました。
周辺からも、蛙合戦の声が聞こえていましたので、明日には、40匹を超えるでしょう。








下の段には水面が広がっているとは言えない状態でしたので、下の段の田圃の畦沿いを歩きながら、水漏れを起こしているかも知れないと思われる所を一つ一つ補修して回りました。
湧水の流量が多ければ、この程度の水漏れは問題にならないと思うのですが、・・・。


畦側面の凹みに、ヒメモノアラガイ?がいました。
貝の表面の感じに違和感があります。

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