生田緑地の生物多様性保全活動

湿地地区一段目の水辺保全など
日時:2020/12/1(火) 10:00〜13:00 
場所 生田緑地 湿地地区(B05)、上の田圃地区(B06)
参加者 岩田臣生、岩田芳美

湿地地区は、かつては、多摩川低地から続く田圃の一番奥に当たります。
2004年に保全活動を始めた時は、ここに流入する水流は無く、殆んど完全に乾ききっているように見えました。
そこで、ハンノキ林から出て、沢に流されていた水流を止めて、この地区に水を入れて、湿地化を進めて来ました。
元の地主さんの話では、一番上の田圃にはカワニナがウジャウジャいたということでしたので、田圃状の水域を目指したこともありましたが、今は、水路と水溜まりを保全する活動を行っています。
生田緑地の水流には大量の土の粒子が流れてきて、流れの緩い場所には溜まりますので、水面が見えなくなっていました。
今回は、この一段目の全水域を巡る水路を掘り直すつもりで、泥上げを行いました。
この日は、水の流量が多かったので、何とか一段目の水域全体について作業を行うことができました。








上の田圃上の草地のうち、梅畑広場に接した斜面部分のアズマネザサ・草刈りも行いました。

かわさき自然調査団の活動

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