生田緑地の生物多様性保全活動

オダ改修など
日時:2020/9/24(木) 10:10〜14:00 
場所 生田緑地 上の田圃
参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美

台風接近による降雨が予想される中、稲刈りまでにオダの改修を済ませる必要があるため、途中で細引きを購入してから、生田緑地に向かいました。

谷戸に降りたら、萌芽更新地区下の園路で、指定管理者である生田緑地共同事業体の遠藤さんが一人で、問題の場所の現地確認をしていました。
未だ、社内での職員の行動確認ができていないようで、野菊を引き抜いたりはしていないと言っていましたが、目の前で、引き抜かれて投げ捨てられた野菊が見つかってしまいました。
2004 年に起こった草刈り事件の解決のために、谷戸の中の草刈りは行政側では行わない約束になっていました。
後年、生田緑地ビジョンが策定され、これに基づいて、生田緑地マネジメント会議が設置される時には、自然の保全と利用のバランスを取るために、施設利用区と自然環境保全区の設定が行われました。
日常的維持管理業務を行うことになった指定管理者が、この保全区と利用区の違いを理解して行動しているのかが疑問です。
昔から、業者は、園路外はゴミ捨て場という認識で行動していました。


雨に濡れて、濡れた落葉があるコケの生えた木道は滑って、怖いのですが、竹林に伐り倒しておいた竹(モウソウチク)4 本を引っ張り出して、オダ場まで運びました。
オダ場では、オダに使っていた古い竿を外して、新しい竿に交換しました。



新しくした竿が柔らかくて、稲を掛けたら撓んでしまいそうな所には、補助支柱を立てました。
この支柱には、隣接する梅畑広場に生えていたモウソウチクを伐採して間に合わせました。
伐採したモウソウチクの枝葉は、アライグマ用箱ワナの目隠しに使いました。
木道に近い場所ですから、箱ワナが丸見えというのは適切ではないと思いますが、哺乳類調査の定点カメラの目隠しとして、私がモウソウチクとアズマネザサで作ったものを、 指定管理者が、そのまま利用していたのです。
今年は、来園者から「タヌキを捕獲してどうするつもりか。」とクレーム・メールをいただきました。
園路景観としては好ましくないので、活動のついでに、目隠しをしました。
また、水路が水漏れを起こしていましたので、置いてあったイネワラで補修しました。





ツリフネソウの開花が盛期に向かっています。



オダづくりを終えて、周辺を観察しました。
クロコノマチョウは、成虫は草の葉陰に、多数の前蛹や蛹はジュズダマの茂みに観察されました。


繁茂したカナムグラの葉上には、コミスジが止まっていました。

梅畑広場のキンミズヒキは、花より実の方が多くなりました。

ヤブマメや、ノササゲなどのマメ科植物が花を咲かせ始めました。


帰り道、ツリバナの実が赤く熟していました。


また、ピクニック広場のトモエソウの手入れもしました。

  かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation