生田緑地の生物多様性保全活動

防鳥テープ張り、ノカンゾウ保護の草刈り
活動後、生田緑地整備事務所との現地協議

日時 2020/6/4(木) 10:00〜12:30
場所 生田緑地 
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

整備事務所裏に来たら、田圃の苗が浮いているよと言われました。
やはり、カルガモが遊んだかと思って、今年は張らずに済まそうと思った防鳥テープを張ることにして、防鳥テープを持って、谷戸に降りました。
ホトトギスが鳴いていました。
田圃に行く前に、竹林に寄って、細い竹を伐り出して、田圃に運びました。
上の田圃に着いたところで、竹を 1 m程に切って、田圃の畦に 12 本立て、防鳥テープを張りました。






木道の手摺の支柱で、キアゲハが蛹になろうとしていました。


上の田圃下草地については、この季節、カナムグラ刈りに精を出していましたが、この場所にはノカンゾウがあるので、ノカンゾウの花を楽しめるように、セリバヒエンソウ、カナムグラを含めて 草刈りを行うようにすることを考えました。
ツリフネソウやミゾソバの前に、上手く草地管理を行えば、ノカンゾウも谷戸の自然を楽しむ材料になるはずです。
ノカンゾウがどれか見分けられないようなところからの出発です。
ニッポンマイマイがいました。






田圃下の池の水漏れ補修も行いましたが、足跡からは、アライグマが水漏れ穴を掘ってくれているらしいことが分かりました。
カクモンハラブトハナアブが飛んで来ました。






生田緑地整備事務所と現地協議
日時 2020/6/4(木) 13:30〜15:30
場所 生田緑地 野鳥の森地区
生田緑地整備事務所(今井所長、長澤、山本)、指定管理者(遠藤、内堀、高木)
参加者 岩田臣生、岩田芳美

野鳥の森の中央部において、里山倶楽部の 3 年超にわたる活動によってアズマネザサを刈り広げてきた斜面に伐採材を捨てられていたことが分かったので、 誰の仕業かは不明のまま、これを行った者に対する抗議をメールマガジン上で行ったことに対して、生田緑地整備事務所から、何処のことか分からないから場所を教えてほしいと言われました。
野鳥の森は特に案内しなければならないような場所ではないはずとは思いましたが、ご案内して、状況説明を行いました。
その場所は、野鳥の森の野鳥観察舎の南側の斜面です。
当調査団水田ビオトープ班の活動についても知りたいということでしたので、野鳥の森地区の水流を見せて、年 1 回は泥上げによって、開放水面をつくっていることを説明しました。
雑木林の管理については、伐採材の処理について、都市公園における伐採材の処理方法について、経験に基ずく意見を言わせていただきました。







菖蒲池の花菖蒲が開花していました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation