生田緑地の生物多様性保全活動

谷戸の水辺管理、カナムグラ刈り、ヤマグワ・ヒメコウゾ除伐
オダ場の草刈り

日時 2019/9/24(火) 11:00〜14:00 
場所 生田緑地の谷戸 ハンノキ林西の池、竹林下水流、湿地地区、上の田圃地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美

谷戸の水の状態を観察して、必要な手入れをしておくことにしました。
先ず、ハンノキ林西の池の土嚢堰を積み直して、水位を上げる手入れをしました。
次に、竹林下の水流ですが、水溜まりの畔に水漏れ穴が開いていたので、イネワラで補修し、畔部全体に泥上げをしました。
水辺にヤマホトトギスが咲いていました。

次に、湿地地区の水の状態を調べてから、カナムグラ、ヤマグワ・ヒメコウゾ除伐を行いました。
今年のツリフネソウは葉が傷んでいないので、マゼンダ色が華やかです。

相変わらずホウジャクが吸蜜に飛び回っています。

遅れていたミゾソバが咲き始めました。

刈っていたカナムグラは雄花が花粉を撒き散らしていますが、雌花もでき始めました。
陽光の当たる葉上にはツマグロオオヨコバイ、通称、バナナムシがいるのですが、カナムグラでも吸汁しているのでしょうか。

日陰には、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメなどがいました。


ハンノキ周囲などに繁茂していたヤマグワ・ヒメコウゾを除伐していたら、ミスジマイマイが現れました。
ヤマグワなどのヤブは、ミスジマイマイの好きな環境だったようです。



稲刈りに備えて、上の田圃地区のオダ場の草刈りをしました。
飛び回っていたクマバチが盗蜜をしていました。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation