生田緑地の生物多様性保全活動、

水道管バイパス敷設工事についての現地協議
日時 2019/6/25(火) 16:30〜17:30 
場所 生田緑地中央広場西端部(奥の池〜旧岡本谷戸)
参加者 岩田臣生、生田緑地整備事務所(箕輪所長、長澤、山本)、工事業者

中央広場西側の園路にある水飲み場までの途中のどこかで漏水しているため、つつじ山のトイレへの給水ができなくなっています。
この漏水箇所の特定が難しく、舗装した園路を掘削して補修することは費用がかかることから、 整備事務所では、簡易な工法でバイパスとしての給水管敷設を考えていますが、自然に及ぼす影響にも配慮したいと考えてくれて、現地での 2 回目の相談となりました。




日時 2019/6/25(火) 17:30〜18:20 
参加者 岩田臣生、岩田芳美

整備事務所との協議を終えてから、日本女子大附属高校生物部の生徒たちが来るまで、少し時間がありましたので、生きもの探しをしたり、剥がれた蓄光目印を貼ったりしました。
エノキの大木に ウンモンスズメが止まっていました。 スズメガ科の緑色が美しい蛾です。
トモエソウの花は盛期を過ぎて、実の方が多くなっていました。
アズキガイ、ナミギセル、ミスジマイマイ、ニッポンマイマイなど、陸生貝類も活動していました。


(上)ウンモンスズメ

(上)トモエソウ

(上)ニッポンマイマイ

(上)ビロウドコガネ



日本女子大附属高校生物部のホタル観察会
日時 2019/6/25(火) 18:30〜19:10 
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生、岩田芳美、日本女子大附属高校生物部 顧問 青木、大塚、生徒 5 名

2007 年から毎年恒例になっている日本女子大附属高校生物部の部員のためのホタル観察会を行いました。
と言っても、30 分程、お話をさせていただいているだけで、話の後のホタル観賞は、お任せで、自由にしていただいています。
この観察会を始めた初めの頃は、ホタルの国の中を案内して、解散するまで同行していたのですが、同生物部のホタル観察会の日はホタルの出現数が多かったことから、 初めてのホタルの国ではないので、生物部のメンバーだけで観賞してもらった方が良いと考えて、私はホタル調査をさせていただいています。
ホタル観察会



ホタル調査など
日時 2019/6/25(火) 19:20〜20:50 
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生、岩田芳美、宗像恵太

この日のホタル調査は、入団して間もない宗像さんが、ホタル調査をやってみたいというので、普段は 2〜3 往復して調査しているうちの片道 1 回だけの実地研修を行って、 後は自分で試してもらいました。
時間の自由がきかない人なので、調査を任せようと考えているわけではなく、水田ビオトープ班の多様な活動の一つを体験してもらったというつもりです。
出現してくれたホタルが多かったので、子どもの頃以来というホタルを楽しんでもらえたと思います。
ホタル・ガイド・ボランティアの名札と腕章をつけていると、ホタルについて尋ねられるため、岩田(芳美)は、しっかりホタル・ガイド・ボランティアを行っていました。


ホタル出現数 60
入国者数 400

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation