生田緑地の生物多様性保全

湿地の水辺保全、シラユキゲシ、セリバヒエンソウ駆除など

日時 2019/4/23(火) 12:00〜16:00 晴
場所 生田緑地 湿地地区、ハンノキ林地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美

谷戸に降りる園路沿いにはセリバヒエンソウが咲いていました。
ハンノキ林では、ウワミズザクラやイヌザクラが咲いていて、野鳥が 2 羽、飛来し、花の辺りを啄んでいました。色調はアカハラのようでしたが?

林床には、ホウチャクソウが咲き始め、これに混ざってシラユキゲシが咲いていました。


湿地地区を見ると、水が涸れかけていました。
毎回のことながら、水漏れを起こしていましたので、イネワラを使って塞ぎました。
水漏れは塞いでも、流量は少なくなっているため、水が行き渡るには時間がかかるようです。
棚田状の畔下の水溜まりも涸れていましたが、簡単に泥上げだけは済ませることにしました。
小さなアメリカザリガニが泥の中から這い出してきたので、3 匹駆除しました。
よく見ていませんでしたが、湿地 3 段目末端の池で動いているのもアメリカザリガニだと思います。要駆除です。

シオヤトンボ(オス)が、作業をしようとしていた水辺にいました。今年の初見です。

水が広がってきたと思って、この日の目的としていた水辺の攪乱を始めましたが、余りに水が少なくて、思うようにできません。途中ながら諦めてしまいました。

ミミナグサや、アオスゲでしょうか、小さなスゲ植物など、様々な植物が咲いていました。


セリバヒエンソウの駆除も行いました。


帰りのハンノキ林でも、取り残していたシラユキゲシが見つかり、駆除しました。

ツボスミレが花盛りとなっていました。

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